日本のプロ野球で大活躍して大リーグに渡り、そこでも大活躍した選手。
まずは野茂英雄投手ですよね。
1990年、近鉄入団でトルネード投法を仰木監督に認められいきなり最多勝利・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率と投手四冠を独占したほか、ベストナイン・新人王・沢村栄治賞・MVP。とんでもない投手でした。
続いて今度は打者として成功したイチロー
高卒でオリックス入団3年目の1994年、鈴木一朗からイチローに変更(仰木監督)、日本プロ野球新記録となる69試合連続出塁、日本プロ野球タイ記録の1試合4二塁打、日本プロ野球史上初となるシーズン200本安打(最終的に210本)パシフィック・リーグ新記録となる打率.385で首位打者を獲得。その他最高出塁率・ベストナイン・ゴールデングラブ賞・正力松太郎賞を獲得し、打者としては日本プロ野球史上最年少でシーズンMVPを獲得
日本のプロ野球史上最高の投手と打者となる二人ですが、イチローブレイクの前年、越後長岡の悠久山球場で二人は対戦(初対戦かどうかは不明)。
そこでイチローはプロ入り初ホームランをなんと野茂から打ったのです。
実は筆者はこれを生で見ています。
従弟兄弟がパリーグファンで(当時巨人全盛なのに異常な一族、みんな野球というスポーツが大好きなのでゲームだけに没頭できるパリーグファンなのでした)、で、近鉄の社長が新潟県出身で、毎年近鉄は新潟県で試合をしていたのでした(従弟から聞いた話)
野茂先発の発表(当時はまだ予告先発では無かった)で田舎の球場は大興奮!!!
野茂の物凄い球できりきり舞いのオリックス。
そんな中、鈴木一朗という線の細い若い選手が弾丸ライナーでライトスタンドへホームラン。
すごいスピードでベースを一周していた記憶。
悠久山球場はこれです。
改修されて良い球場になりました。(下記写真は2017年5月、BCリーグ、新潟アルビレックス対楽天2軍の前の練習です。)
球場内に野茂対イチローの記念コーナーがあります。
(これ、アメリカの大リーグオタクにはたまらん気がしますが)
私が見たのは一塁側の安い席、下記写真の手前の方あたりです。
聞いた事も無い鈴木一朗がトルネードの野茂からホームラン打ちやがったのです!!!
もったいぶってここで登場
凄い人が居て、なんとyoutubeにアップされていました(T_T)
野茂対イチロー 日米の記録
野球の世界もデータが残り、それを分析してくれる人が居ます。
有難いものです。
下記のページに野茂対イチローの成績、しかも国内と大リーグでの対戦成績が記されています。
日本プロ野球で13回、メジャーリーグで12回対戦しています。
★イチローがMLBで対戦した投手は1243人。殿堂入りの大投手から野茂、松坂、前田健太ら(ベースボールチャンネル 2016/06/21)
有難いまとめですね。
この悠久山球場は不思議な球場で高津臣吾投手の引退試合も行われています。
悠久山球場は蒼紫神社の参道の脇でほぼ境内
なにしろ悠久山球場は蒼紫神社の参道の脇に有り神社の境内と言っても華厳の滝…じゃなくて過言ではないです。
↓ 参道
↓ 長岡開府300年記念碑、蒼紫神社は長岡城の中にあったが戊辰戦争で落城、一旦栃尾に逃げ最後にここ着たらしい。
↓ 参道から球場内が見えます。いいんでしょうか、涼しいしここから観戦する人も多いです(有名スポット)。超満員になった野茂対イチローも高津選手の引退試合もここから見ていた人が居たと思います。
と、いうことで野茂対イチローと悠久山球場のお話しでした(高津選手も)