目から鱗、シンギュラリティで変わるのはアレだけ。「機械が人間を支配する時代は来るのか 川上量生」を読む

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今のままだと2045年にシンギュラリティ(技術特異点、コンピュータが人間の知能を上回る時点)が来るのではないかと言われています。

その時点では人間を超えて自分で学習・進化してゆくとも。

そんな中で様々な人が様々な心配をしていました。

  • AIに支配されて人類はどうなるのか
  • 仕事は無くなる
  • AIに人類はとってかわられるのでは?

など、警鐘を鳴らすものが多いでしょうか。

でも、なんかピンとこない「へぇ~~」というだけな感じでしょうか。

 

もしコンピューター等が生物を超えて進化するなら、宇宙のどこかから地球にやって来てきてもよさそうに思うのですが、様々な窮状を救ってくれてもいいじゃん!って思うのですが(逆に人類を野放しし、滅んでもらう方を選択しているのかもですが)

毎度の宇宙人・UFOに関するパターン「本当に居るのならもうとっくに地球にやって来ていていいのでは?」「実は地球人にわからないようにこっそり来ているんだよ」などが頭に浮かぶ。

機械だったら空気の無い宇宙空間でも軽く飛んでこれるけど、機械は過酷な宇宙(宇宙線・紫外線・熱変動・水・酸・埃・カビ・微生物…)では生き延びられない、生物はこんな過酷な地球上で生き続けている。宇宙では生物というものが最も高度なシステム、機械やコンピュータで類似なものを作るなんて不可能。

 

ここからが本題

中国の事に関するコラムにシンギュラリティの新しい考え方が書いてあって大いに目から鱗。

頭の良いということはこういうことなんだろうな、と大いに思ったので紹介。

川上量生「中国のネット管理政策は正しい」 機械が人間を支配する時代は来るのか(東洋経済)

 

シンギュラリティを人間社会の実態と比較するというか単なるテクノロジーではなく人類の中でとらえているというか。

人間が外の何かに支配されるという状態をシンギュラリティというなら、それは社会が誕生したときからもう起こっている。人間は、人間が社会をコントロールしていると思っているが、実際、ほとんどできない。

なんというお話でしょう。

さらに…

要するに、人間が人工物に支配されるという構図は、AIの登場以前にもう出来上がっている。それをまたAIが起こしたとしても、本質的には何も変わらない。

とっくに人間はその環境に支配されている(言葉・慣習・法律・経済…) 社会主義経済は失敗し「神の見えざる手」に支配されている自由経済が勝ち残ったがコントロールできているとは言い難い。

神の見えざる手って人間の生物らしい反応のような気もします。

肉体の無いAIがその神の見えざる手を超えるとはとても思えません。

川上量生さんによるとAIは結局どんな仕事を置き換えられるか等で見ることが正しそうです。

ということで変わるのは仕事だけみたいです。

 

そして中国の

中国の政策はある意味正しい。国家として当たり前のことをやっていると思う。近年、国家と「GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)」のようなグローバルプラットフォームが対立する構造はより明確になってきていて、そんな中で国家ができうることは「遮断」しかない。

国家とグローバルプラットフォームの対立軸、そういう時代になり、中国のみがアメリカのグローバルプラットフォームに対抗することができたわけですばらしいですね、今となっては。

最後に川上量生さんはグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンへの期待を語って終わっています。

この記事はとても面白いのでぜひ読んでください。

で、この記事は「週刊東洋経済 2017年8/26号 [雑誌](ビジネスに効く 教養としてのテクノロジー) 」のPRにもなっているようです。以下もどうぞ、凄い執筆陣です。

 

 

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