さすがわかり易い! ジャパネット高田明さん「伝えることから始めよう」の「今を生きる」で会社も伸びJ2長崎もJ1昇格

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J2リーグで今年の初めの段階ではチーム存続も危ぶまれたV・ファーレン長崎が奇跡のJ1昇格を成し遂げた。

長崎の社長はジャパネットたかたの社長だった高田明さんとのこと。

そうです「甲高い声」に誘われ納得しいつのまにか買ってしまうと言われたあの方です。

今年の春、高田さんが入るこという話は聴いていたがまさかあっという間にJ1昇格になるとは!

でいろいろ読むと選手・スタッフはほぼ今まで通り、どうやら環境や考え方を変えたようです。

 

たったそれだけでJ1昇格!

今のJ2はとってもレベルが高いのです。元J1常連チームがごろごろいます。

その中で自動昇格を叶えたのです。(J2で1位・2位は自動昇格、3位はプレーオフに勝ったら昇格となります。)

 

で、いろいろネット上で情報を探すとどうも高田さんの考え方がチームに浸透して、それでチーム力が上昇したようなのです。

え?そんなことで?

でもジャパネットたかた自体が日本の西端、長崎県の会社なのに日本有数の通販会社になっているし。

と、見ているうちにいろいろわかって来て、今年の1月に出版した初の自著「伝えることから始めよう」にその大事な事がすでに書かれているらしいのです。

既に様々な媒体でも高田さんが語られている「今を生きる」がその中心らしい。

著作を読んでそのポイントを見つけました。このブログはその「今を生きる」の整理です。そこから長崎昇格も見てみたいと思います。

  • 秘密は本(初めての自著)に書かれている
  • 今を生きる
  • ボトルネック
  • 本気になるには
  • 話しは戻りますが、V・ファーレン長崎はどうなんでしょう?

 

という流れで見てみます。

 

 

秘密は本(初めての自著)に書かれている

つまり、「ジャパネットたかた」の成功と「V・ファーレン長崎」の昇格は同じ文脈の出来事だという事。

ネットで下調べして確信し、早速購入。

★伝えることから始めよう

 

271ページも有る中で見つけました。

大事な部分、52ページからです。

ボトルネック—本質がわかれば問題は解決できる。

 

今を生きる

ここは第1章の「今を生きる」のまとめになっています。

今まで啓蒙本をいろいろ読んできましたが今一つ「そんなことで本当にきるのかい?」状態でした。で、ようやくこの本でどのような考え方をしたらできるのか考え方がよーく解りました。

キチンと計画を立ててビジネスをする有名大卒のエリート達が大企業を率いて近ごろの日本で次々と失敗している。(東電・シャープ・東芝…)

何十年も同じ世界に居て、気が付いたらICT革命が起き、グローバル化し、今までの世界のマニュアルと異なる社会の出現にエリート達もとまどったと思います。

 

「今を生きる」この章の名前ですが

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。

そのためには今の自分を一生懸命に生きる。

今を生きること。

 

そういう事だったと思います。

大企業という大きな船は「今を生きる」のは大変だったのだと思います。過去に決めた事・成功経験の慣性で自動で動いている状態のようですから。今が入りにくい。

その点街のカメラ店から出発した高田さんには今と未来しか無く、そして見事に「今を生きる」ことができたのです。

 

 

ボトルネック

カメラ店では目の前の問題点に本気で挑んで、フィルムを集める為に取次店を作ったり当日サービスを始めた。そうしているうちに次々と問題点が目の前に現れるようになってそれに集中していたらカメラを売り始め、家電も売り始め、ラジオ・テレビ番組での販売までたどり着いた。

 

どんなな複雑そうに見える問題も本質的な問題(ボトルネック)を探し出し、それを解決すればよい。

ボトルネックに気付くのはそんなに簡単ではなく、だから誰でも出来る訳ではない。

しかし、実は簡単な事、「今を一生懸命に生きていれば」ボトルネックは見える。

そのためにやることは

1、現場に立つこと。

2、会話を重ねる。

3、色々やってみる

 

で解決すると次のボトルネックが見えてくる。

で、それも「現場・会話・やってみる」で乗り越え、また次に行く。

ここで大事なのはいろいろやってみて失敗することがあってもそれは「試練」であって失敗ではないということ。

つまり落ち込まない考え方を持つことのようです。

「失敗は無い、それはただの試練」であるというような自分の気持ちに配慮する。

そいう事のようです。

 

高田さんは長期の計画を立てて実行するということはしないそうです。

目の前の問題解決だけに邁進して来たようです。

あらゆる組織で長期中期の計画を綿密に立ててそれを実行してきたのが日本であり、ビジネスの教育もそうであるかと思いますが、変化の激しい現代、計画のような時代背景はどんどん変わってゆきます。

答えのある問題解決を得意とするエリートたちにはどうやらちょっと苦手、という分野でしょうか。

「あらかじめ打ち立ててある目標」は、いま直面している問題と違うことがむしろほとんどではないでしょうか。

多くの企業・組織が目標達成を目指し、今目の前にある問題を先送りし続けて様々な失態を繰り返しています。

個人もそうです、私自身も気が小さく目の前の問題がなかなか解決できません。

つまり、私に本気度が足りないせいです。

高田さんは「目の前のボトルネックが見えないのは本気ではないから」といいます。

 

大企業の偉い方々も高田さん理論だとそういう事になります。

彼等も本気ではないのです。

 

本気になるには

きっと、その本気になるためにどうするかが個人個人の問題になるのかもしれません。

のめり込むほど面白い事・興味深い事、昼夜を問わず出来ることが本気のコツかもしれません。

 

高田さんは、その大事な事を本の冒頭でサラリと言っています。

見逃しそうな部分ですがここが一番大事なのかもです。

手伝えというから始めた仕事だが私の良いところは過去の事などすぐに忘れて目の前のことに夢中になって全力投球できるところなんですね」(22ページ3行目からを要約引用)

という事を言っています。

めちゃくちゃ好奇心が旺盛ですよね。ご自分で確か楽天主義者とも言っています。

カメラ店は家族の会社なのである程度自由はあったのでしょうが。

何にでも強く好奇心を持つという事でしょうか。

自分が面白く思える点を見出すという事でしょうか。

でもそんなこと簡単に出来ないわけで、私のような凡人には夢中になれることをやる。 それしかないのかもしれません。

 

今を一生懸命に生きる = 神が与えてくれた「夢中になれるもの」

なのかもしれません。

この件が書いてある記事がありました。

ジャパネット髙田明「私が新入社員だった頃」 バスから景色を眺めることも、勉強です(東洋経済)

このページの最後の方で「…好きなことを一生懸命にやり続けて…」とあります。

好きなものに「本気」で取り組むことから真の問題点(ボトルネック)が見つかり、一つずつ失敗をしながらでもそれを失敗と思わず解決してゆくことを繰り返す。

で良いのだと思います。

 

 

話しは戻りますが、V・ファーレン長崎はどうなんでしょう?

V・ファーレン長崎の人達は様々な環境を整えてもらい、将来や他人との関係を離れ自分と未来のことに集中し「今を本気で生きる」ことに成功したのではないでしょうか。

大好きな、夢中になれる、本気になれるサッカーを職業にしているのは幸いです。

個人もチームも次々にボトルネックを見つけ、話し合い、様々に試してきたんだと思います。

来年J1で優勝したりして^^

 

これまだ第1章なんですがまだまだよいお話が、真実が聞けそうです。

これです、これ

 

29件のカスタマーレビューで★4.5です。

読みやすく面白いです。

 

2017年11月、新刊も出ました。

 

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