地球の時計(7万年分がごそっと)が福井県の水月湖にあった奇跡、日本という土地をまだよく解っていない私達

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マイクロソフト日本の素晴らしい仕事の一つかも^^、昨今のWindowsの自動アップデートとWindows10の右往左往を見ていると、元社長成毛眞さんを野に放ってくれたことがその素晴らしい仕事の1つのような気がする。

そんなごたごたで成毛さんを消耗させたらよい書評を読めなくなる。

ご存知の方も多いと思いますが書評サイト「HONZ」の代表をされて、様々な工夫で素敵な書評を届けてくれています。

honz

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で、産経新聞に

『時を刻む湖 7万枚の地層に挑んだ科学者たち』中川毅著 書評サイト「HONZ」代表・成毛眞

というのがあって

ああ、あの湖がきちんとした書籍に、成毛さんが取り上げるようなものになったんだな。

と思ったところで、書いています。

 記事は以下:産経ニュース(http://www.sankei.com/life/news/151017/lif1510170019-n1.html

sankei

●冒頭を引用させてもらいます。

 福井県の若狭湾近くに水月湖という湖がある。周囲長は10キロほど。深さ38メートルの汽水湖だ。ほとんどの人が知らないが、この湖こそ、奇跡の湖なのである。ここのおかげで考古学者や地質学者たちは・・・

 

そして「本書は、研究するとはどういうことなのかを学べる最良のテキストだ。」と言っています。

●書かれた人はこの湖の研究者  中川毅 氏

 中川氏の出演したNHK番組が有ります。

 7万年の情報“奇跡の地層”

7mannnen

 

●ということで、上記「記事」と「水月湖」について少しリンクを貼ります。

地図

 「水月湖(三方五湖) 」Wikipedia :

  • 三方五湖(みかたごこ)は、福井県三方郡美浜町と同県三方上中郡若狭町に跨って位置する5つの湖の総称。国指定の名勝で、若狭湾国定公園に属する。2005年11月8日付でラムサール条約指定湿地に登録されている。
  • 水月湖は二重底の湖としても知られている。湖水上部(水深0-6m)は淡水、下部(水深7-40m)は硫化水素を含む無酸素の汽水となっている。

「年縞」Wikipedia :

  • 長い年月の間湖沼などに堆積した土などの層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物のこと。
  • この水月湖の調査は1991年(平成3年)から開始された。2006年(平成18年)に始まったボーリング調査では湖底の堆積物は70m以上の深度まで及ぶため

 日経ビジネスの記事「日本の「水月湖」が世界の歴史のものさしに!」山根 一眞 :

2012年7月9日から5日間、このユネスコ本部で開催された「第21回国際放射性炭素会議・パリ2012」(国際放射性炭素学会とユネスコの共催)で、「日本はすごいぞ!」と叫びたくなる決定が下された。

 福井県若狭町の水月湖の「年縞」が世界の歴史の「標準時」となった。

 「世界時間」はロンドンの天文台があるグリニッジを標準とするが、「水月湖」は今後、考古学や地質学、地球の環境の推移を知る「歴史の標準時」として欠かせない「ものさし」になったのだ。

 

 京都のすぐ近く、信長と朝倉、秀吉と勝家が大勝負をした、琵琶湖北部から直ぐの日本海。

そんな意外なところに自然が完璧に残った世界標準時があったのでした。

日本て不思議ですね。

 

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