ご存知の方が多いと思いますが、るろうに剣心の登場人物は作者和月伸宏の出身地新潟県の地名が主体でとりわけ長岡市の地名が多いです。
マンガや映画にちなんだ聖地巡礼も流行っているようですので、ここでは場所と特徴をあげてみます。
まずはリストをあげ、そのあと簡単な情報とコメントをつけます。
- 神谷:神谷薫
- 来迎寺:来迎寺千鶴
- 朝日:朝日山男吉
- 不動沢:不動沢
- 片貝:片貝
- 渋海:渋海
- 前川:前川宮内
- 飯塚:飯塚
- 塚山:塚山由太郎
- 浦:浦村署長
- 東谷:東谷上下ェ門
- 小国:小国玄斎
- 関原:関原妙
- 蒼柴神社:四乃森蒼紫
グーグルストリートビュー:その地の代表的な場所のマップ上の写真へのリンク(リンク先の写真の左上の「←」左矢印のクリックで地図を見ることができます。)
登場人物に関してはWikipedeiaを参考にしています。
バーチャルで聖地巡礼してください。興味が有りましたら実際に訪れていただくのもよいかと。るろうに剣心の作者和月伸宏さんはこの長岡市の出身です。
1、神谷:神谷薫
グーグルストリートビュー:旧神谷信用組合 (かなり古い洋風建造物です。かつて神谷信用組合が有った建物、明治の日英同盟時代にはロンドン大学のウエッブ夫妻がこの地に組合活動の調査に来ました。神谷は新時代の先進地域だったのです。)
神谷薫:本作のヒロイン。神谷活心流道場師範代で、その美しい容姿と剣の腕から東京では「剣術小町」と呼ばれる。
2、来迎寺:来迎寺千鶴
グーグルストリートビュー:来迎寺駅(交通の要衝として発展、昔は魚沼の玄関口であり、この駅から長岡・柏崎・小千谷・西長岡・与板・寺泊にも鉄道で行けた。2つの鉄道が廃線となり、JR信越線のみの駅になっている)
来迎寺千鶴:貿易商・来迎寺宗巌(むねいわ)の孫娘。
3、朝日:朝日山男吉
グーグルストリートビュー:もみじ園(朝日集落の裏の丘の上、神谷村の高橋家の別荘だった。)
朝日山男吉:横浜の外国人居留地で俥屋(人力車の車夫)を営んでいる快活な青年。
4、不動沢:不動沢
グーグルストリートビュー:越路西小学校(不動沢集落に隣接した小学校、塚山小学校と岩塚小学校の合併によりできた。交流施設もある。)
不動澤:長野の宿場一帯を支配するヤクザ。
5、片貝:片貝
グーグルストリートビュー:浅原神社(四尺玉で有名な片貝花火の会場、左奥が浅原神社、右手前が相撲場、階段型観客席付です。右奥の広い場所が花火大会の大桟敷席の場所になります。)
片貝:長州派維新志士で、桂小五郎の側近。
6、渋海:渋海
グーグルストリートビュー:西谷(渋海川は瀬替え(川の流れを変える)で耕地を増やしてきた、西谷では山を割ってショートカットした渋海川が間近で見れます。)
渋海:元老院議官書記。立身出世のために裏で暗殺稼業を営んでいる。黒笠事件の黒幕でもある。
7、前川:前川宮内
グーグルストリートビュー:前川駅 (駅の近くの前島町の神社には河井継之助が戊申北越戦争開戦を決意した場所として境内には開戦決意の地記念碑があります。 参考:前島神社の石碑解説(河井継之助記念館))
前川宮内:中越流前川道場の道場主。薫の父(越路郎)の親友。
8、飯塚:飯塚
グーグルストリートビュー:飯塚の川沿い(遠く長岡の水田までカバーする用水路が村中を流れ風情となっています。)
飯塚:人斬り抜刀斎などの情報を幕府方に流していた。
9、塚山:塚山由太郎
グーグルストリートビュー:三波春夫顕彰碑(出身地塚山には銅像が立っています。歌声も聞けます。)
長谷川邸(2016年再建300周年の越後最古の民家)
塚山由太郎:剣術の才能は弥彦以上とも言われる。治療のためドイツへ渡る。
10、浦:浦村署長
グーグルストリートビュー:八幡宮(浦祭りで中心となる神社です。信越線の脇なので電車からも見えます。浦村は井上円了(東洋大のもと哲学館創設、るろうに剣心の作者和月さんの育った地でもあります。))
浦村署長:剣心達が住む町を管轄している警察署長。
11、東谷:東谷上下ェ門
グーグルストリートビュー:諏訪神社(東谷の荒瀬にある神社、国道に隣接しています。)
東谷上下ェ門:左之助の父親。長野県在住。男手一つで娘と息子を養っている。
12、小国:小国玄斎
グーグルストリートビュー:小国診療所(偶然ですが小国診療所は実在したのです(るろ剣とは関係ありません))
近くに有る施設:紙の美術博物館、みんなの体験館、養楽館延命の湯
小国玄斎:神谷道場かかりつけの老医で小国診療所を開いている。
13、関原:関原妙
グーグルストリートビュー:馬高縄文館(火焔土器発掘の地、天皇皇后両陛下も見学に来られました。)
関原妙:牛肉鍋の店「赤べこ」の店員で、店主の娘。
14、蒼柴神社:四乃森蒼紫
グーグルストリートビュー:蒼紫神社入り口 (この神社は長岡藩ゆかりの神社、初詣客も多く、桜並木の長い参道は花見時期には賑わいます。)
四乃森蒼紫:御庭番衆の御頭で剣心の宿敵の1人(後に仲間となる)
以上が登場人物の名前の場所のバーチャル聖地巡礼です。
参考:下記のリンク先では総合マップもついています。
●るろうに剣心ゆかり(越の遺産 歴史街道をゆく・越後長岡ー小千谷の路)
京都には完全に観光ルート化されたページも有りました。
●剣心ツアー京都 ~るろうに剣心の旅をしよう~ – 剣心マップ
以上、全く違う観点の聖地巡礼ですが、そもそもいわゆる聖地巡礼は「興味・想像」の世界なようですので、どうぞご自分独自のツアーを楽しんでください・・・・^^
こういう旅のお供も良いです。グルメ特集付