国家戦略特区に農業の項目が有りそこには
農業委員会と市町村の事務分担 ⇒農地の流動化の促進
農業生産法人の要件緩和 ⇒6次産業化の推進
というものが有りました。
それに取り組んでいるのが兵庫県の養父(やぶ)市です。
これで、先の「田舎で4年くらいで追い出される話。 ライブドアニュース→イケダハヤトに、書かれていない一番重要な事」にある問題点を解決できるかもしれません。
少なくともその方向に向かいそうです。
養父市について日経BPが特集をしていました。
新・公民連携最前線「農業特区・養父市に新会社が続々、市民の意識も変化」
これは、とても解り易いスバラシイ特集です。
素人にも解る、そんな感じでしょうか。
長いのでキーワードだけ抽出してみます(全文読まれた方が良いです、これはまとめです。)
- 養父市は「中山間農業改革特区」という位置付け
- 地域の農業委員会が握っていた農地の売買・貸借の許可事務を、市長に移す点
- 農業の多様な担い手を増やすための第一歩
- 農作業に従事する役員を1人以上としたのだ。これによって、販売や加工に携わる人たちが関与しやすくなったのである。
そのほか、上記日経BPのページには実際の取り組み例がいっぱい掲載されていますのでご一読を。
こういう自由が有ると、農業企業の一員になることで、もっと自由な土地借用も可能になるのではないかと思います。
最後に日経BPからもう一つ引用させてもらいます。
今年6月に閣議決定された成長戦略「日本再興戦略 改訂2015」には、ICT(情報通信技術)を使った遠隔地での服薬指導など遠隔医療の規制緩和が盛り込まれた。養父市では中山間地の患者の通院負担を軽減させるために、遠隔医療の活用や、ドローンを使った医薬品の販売など新たな事業の拡大も検討し始めた。特区を活用した取り組みは今後もどんどん増えてゆきそうなのだ。
養父市は移住を試みるに理想的な地域になりつつあるような気がします。頑張ってほしい所です^^
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