映画マトリックスで世界を廻っているイカみたいなロボット「センチネル」がでてきました。
ストーリー上、主人公(異物の立場)の敵みたいでしたが、システムを安定させるには、やはりそういう仕組みは必要だよな。
という事を思われたシステム管理者も多かったのではないでしょうか。
「センチネル」はシステム内の異変を見つけるロボットなのですが。最近のグーグルの検索エンジンロボットもただ単にホームページを分析するだけでなく、異変を見つける機能も持ち始めたようです。(下記写真は妄想イメージです^^)
ある日、何の変哲も無く、さりげなく、ネット上のニュースに出ていました。
「Google、検索アルゴリズムにAI(人工知能)「RankBrain」のシグナルを採用」
「へえ」と思っただけでした。
なんか大きな出来事ってさりげないようです。
それから1か月、AI(人工知能)「RankBrain」ってじわじわとやってきました。ような気がする。
それを調査してみます。
グーグルの検索エンジンのロボットと言われるのが世界中のホームページを調査して廻って検索の表示順位のランク付けを行っているらしいことは解っていました。
毎日アクセスログを見ているのでわかります。凄い回数やってきます。
で、最近見て廻れる部分は(ログインなしにみれる場所)は全部チェックしていてWebサーバー・ホームページの微妙な変化にも気付いているようだという事も解りました。
昨年くらいから、「ログインが有りました」報告はワードプレスがそのプラグインで自動送信します。
自分がログインした覚えがない時は直ぐに不正アクセスを調査できるという仕組みです。
が、それに似たような事をグーグルはサーバー内の僅かな変化から読み取って発信できる体制のようです。どうやら。
そのありさまがグーグルの検索エンジンが人体の白血球とか映画マトリックスに出てきたセンチネル(センチネルとは、歩哨、前哨、番兵、監視員)というロボットに見えてきたというか、そんな感じです^^。
白血球は異変を見つけ駆除します、映画マトリックスでも異分子を見つけて場合によっては駆除をしていましたが、グーグルも変化を見つけるまではやっているようです。
もちろんグーグルは駆除とかはできません。
悪い奴らもうようよいるネットの世界。
グーグルには頑張っていただきたいところです。
ちょっとずつ見えてきた変化
別の記事にも書いた事なんですが「あれ、?なんかおかしいぞ」
検索順位の激変、余り気づかれていないかもしれませんが、ブログのページが上位に行くようになってきました。
ブログはWWWCの方針に沿ったページ作りを行いページの造りが比較的整然としています。
入力時に選択できる機能はホームページ作成ソフトと比べるとそんなに多くありません。
ひたすら見出し・本文・リスト・画像挿入・文字装飾くらいの機能で作ってゆくのです。
しかしそれは人間にもロボットにも読みやすいと言われています。
それに触れた過去記事
徐々に変化に気付いてきました。
- 上記2記事で言えることは「もはやあの手この手より、キチンと記事を書く、その中に解り易さの為キーワードを入れた文章を作成する。」
- 肝心な主語(キーワード)が無くて読みにくい文章ってたまにありますが(当ブログもその範疇)、解り易い文章はキーワードの数も適切になる。
- そうして文章も写真も多く使われた記事は既存のホームページ(1枚くらいの写真、数十~数百文字の文章)と比べ上位に表示される。驚くことに大手の記事(被リンク数多)よりも上位に行く場合も出てきている。
グーグルのRankBrain
こういう記事が有ります。
Google、検索アルゴリズムにAI(人工知能)「RankBrain」のシグナルを採用(itmedia.co.jp)
・・・Googleの上級科学研究員が、Bloombergのインタビューで、Google検索のアルゴリズムで「RankBrain」と呼ばれるAIシステムを採用したと語った。・・・
検索エンジンについて書かれているようですが、ホームページのあるWebサーバー内を見ている訳でどんなシステムで作られたものかとか全部把握していると思います。
とにかくよく解らないことだらけですが以下の2点をやってみます。
1、グーグルはどんなサービスをしていてどんなデータを取得できそうか
2、それで何が出来そうなのか
1、グーグルの主なサービス
- グーグル検索(画像・動画・地図・ショッピング・ニュース・書籍・アプリ)
- Gmail(フリーメール)
- グーグルマップ(経路・ストリートビュー・交通渋滞情報)
- YouTube(動画サービス)
- ブラウザ・グーグルクローム(Webの閲覧)
- スマホOS・アンドロイド(タブレットにも使われている)
- Google アナリティクス(ホームページのアクセス解析)
- Google アドワーズ広告(検索と連動した広告が出せる)
- Google AdSense(広告配信サービス、自サイトに広告をつけられるサービス)
その他いろいろ
まあ、改めてみると凄いです。
2、それで何が出来そうなのか
私の個人情報としてグーグルおじさんにきっとばればれのこと。日々グーグルを利用しているので解ります。
- 住所・氏名
- 何を検索しているのか・どんなサイトを見ているか・何に興味があるのか
- どこでどの場所でPCやスマホを使う事が多いのか
- 誰と繋がっているのか(メール・電話)
- どんなファイルをやり取りしているのか
そう言う情報だけでなく
- 整理整頓できるかできないか
- 信頼できるページ作成(ブログ作成)をしているか
- 丸コピーでページを作っていないか
- なりすましとかやっていないか,信頼できるか
- ホームページ内に危険なファイルを置いていないか
- ページはどんな人に多く見られているか
- 更新は頻繁に行われているか、生きているサイトか
- ソーシャルメディア上で話題になっているか
などなど危険な人を見つけてくれそうな気がします。
一般の人には大歓迎、やばい人にはやばい。
うっかり危険なことをしていると・・・・センチネルがやってきて「どあほ、何してんねん」と、諭してくれるかもです。