雪が降ると、雪ほげ・雪掘り(雪かきのもっともっと凄いやつ、除雪)が始まり、知能・戦略・体力・ルーチン化と、男の能力を様々に使って冬将軍と戦えます。
こんなに楽しいことってなかなか無いですね。
で、その戦いの前にもう一つ楽しいことがあります。
庭木を雪から守る雪囲い(冬囲い)です。
そのへんを簡単に紹介します。
芸術的に美しく見栄えよく囲う人もいれば、目的さえ(雪で枝が折れない)達成できればよいと考える人もいます。
1、基本的に、荒縄 (コトバンク:わらで作った太い縄。)を用意してそれをメインとして雪囲いをします。
この他、様々な化繊ロープや縄、そして板や杭を使って冬囲いをして庭木を守ります。
家そのもを守る冬囲いも有ります。がそれは後ほど、今回は庭木を雪から救う楽しい作業です。
この縄は表面が柔らかで弾力があり、木や植物に優しいのが人気。太いので縄自体が雪をガードします。毎シーズン早めに売れ切れますがネットでも買えます。
2、庭を見渡して、伸びすぎた枝を冬の前に剪定した方がいいです。
ここで庭の有りかたを自分で決めちゃうのです。(冬を越す前に来年の庭を自分で決めます。)
3、庭をキチンと清掃「させます」、近所にも迷惑かけないように注意します。(褒めて任せる、五十六方式必須!)
道具を与え、任せると面白いです。自分で失敗に気づき工夫している様が面白いですよ。
4、目的達成型、支柱を建てたり、ただ枝をまとめるだけで雪での枝折れを回避できます。
下記写真はとりあえず枝を畳んで支柱に抱かせたものです。
隣りの方はネットを上手に使ってますね。
この自由さが冬囲いの魅力の一つ^^
5、下記は強力な保護とアートを合わせた冬囲い。美しさが有ります。
囲っている木や竹も太くて立派、しかもきれいに立てかけられていますね。
素晴らしいです。
右と左の囲いも目的果たしてますね。
6、下記は良く見かけるインデアンのお家型。
これは、木々への想いが感じられます。そして美しい。
雪はこの竹の隙間に入り込みますが、既に縄をかけられた枝は難なく雪に耐えるでしょう。
7、下記は雪囲いオールスターですね、様々な技術が見えます。垣根の冬囲い、束ね型の囲い、板を平面で多用した囲い、板をインディアン型に多用した囲いほか。ここは荒縄では無く化学繊維の白いロープを使ってますね。これも良し。
繰り返しになりますが、雪囲いは自由な世界です。枝が折れる、木が折れるは自己責任。
女たちは立ち入りたくないそういう珍しい世界でもあります。
ね、楽しそうでしょう。
責任は自分だけ、で、誰も文句は言いません^^
—以下、関連本やグッズ—
★ 冬囲い