グーグルの検索結果が以前とかなり違う気がします、前にもちらりと書きましたが検索エンジンは昨年2015年後半に人工知能になっていたとか。
検索エンジンで上位表示してもらうためにアルゴリズムを考えて様々な手法が考えられてきましたが、人工知能になればコンピューターが検索語に対してにより適切なページを上位に持ってくるように日夜アルゴリズム・考え方を変えることが可能になります、おそらく。
人工知能は検索エンジン対策においても人知を超えていそうです。
ページ順位を上位に置いてもらうには良いページを作るしかないようです。つまり人工知能の価値観に人間が合わせるという事が始まっています。(人が作ったアルゴリズムでなく人工知能が作ったもの、という表現でよいのかな?)
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で、今回現代ビジネスが「人工知能が台頭する時代に、子供たちに何を「教育」すべきか」というコラムをアップし、大いに参考になりました。
そのほかネットからその関係の知見を拾ってみたいと思います。
- 今の状況・他人の人生・人工知能時代
- 学校はどうなる?
- 人工知能って何?
1、今の状況・他人の人生・人工知能時代
人工知能が台頭する時代に、子供たちに何を「教育」すべきか(現代ビジネス)
AGI(汎用人工知能・人間の脳と同じように思考する人工知能)によって、・・・われわれの知能指数も記憶力も、さして意味を持たなく・・・
勉強を頑張り、いい学校を出て、親がなってほしい仕事に就いた。しかし、・・・他人の人生を生きてしまったことに気がつき、・・・
今の自分の居場所が自分本来の居場所ではないことに気がついた人・・・自分をダマしダマし生きていく人もいれば、・・・
たくさんの仲間とともに、いろいろなことをやりながら、自分と向き合い、自分が本当にやりたいことを見つけ、相対的な「自分の居場所」を探り、心地よく一緒に頑張れる仲間を見つける、・・・
・・・頭脳も身体も芸術などもコンピューターやロボットが支援してくれる
・・・アップルのステーブン・ジョブズの母校かどこかの大学での有名なスピーチに「他人の人生を生きるな」というものがありましたが、まさにそういう事なのだと思います。
・・・自分が社会において、自分の好きな場所において、どのような位置にいるのか理解できるような経験を積むという事でしょうか。
2、学校はどうなる
人工知能社会における仕事、教育はどうなっていくのか(日経ビッグデータ:cakes)
もし学校があるとしたら、知恵をみんなで生み出す訓練の場になっているのではないか。仕事はみんなで知恵を出し合うこと。
学校は知恵を訓練する場になるという事ですね。
3、人工知能って何?
人工知能って何?|人工知能研究(人工知能学会)
人工知能の研究には二つの立場があるからです.一つは,人間の知能そのものをもつ機械を作ろうとする立場,もう一つは,人間が知能を使ってすることを機械にさせようとする立場です
一口に人工知能と言っても、(A)人間みたいなものを作ること、(B)人間の知能作業を機械にさせること。
と、2種類有るようです。
最初の2つのページのスタンスは比較的(B)ですね。知能のうち知識をコンピュータがやってくれるから知恵は人間が受けもとう。という事。
でも、知恵がどんな経過で生まれたのか解明されているのでしょうか、もし知識の重なりから知恵が生れて来たのであれば(A)最後には人間みたいなものが自動的に出来てしまいます。SF,何か怖いものを感じますね。
どうか最初から人間とコンピュータが共存する仕組みを考えて、人間が参加する場所を作ってもらいたいところです。
最初に書いた検索エンジンモデルでは検索エンジンの検索結果と人間の真の好みとのギャップの認識、その認識はやっぱり人間しかできないでしょうね。それって感性と直感ですかね。