駅に取り残されただけで身の危険を感じる?
そんな駅が日本にあるのか?
記事はこれ
「秘境駅」に客置いてけぼり… 普通列車、過って駅通過(朝日新聞)
読んでみてください
ポイントはここ
小幌駅は列車か船でしかたどり着けないアクセスの悪さ
えっ、いったいどういうところなの?
ということで国土地理院の地理院地図で調べました。
室蘭本線小幌駅(地理院地図へリンク)
下記:画像にして貼りました(地理院地図 電子国土Webより)
状況がよくわかりますね。
トンネルとトンネルに挟まれたわずかに地上に出た部分
道路は海抜200mくらいのところにあり距離も700mくらー離れているのでしょうか、そこまでの小道も見当たりません。
これは思っていた以上にすごい
Wikipedia先生に聞いてみましょう。
2つの長大トンネルの間に挟まれた崖のわずかな明かり部分に位置しており、四方のうち三方が急傾斜地、一方は海(内浦湾)に接している。そのため、鉄道と船舶以外の交通手段では接近が難しい。
そのほか、付近にはけもの道しかないなどと書かれている。お読みください。
続いてグーグルマップ
小幌駅や小幌駅前の360度パノラマ写真もありますので、どうぞ上記をクリックしてグーグルマップに入ってみてください。
衝撃的な光景が目に入ります。
で、この際「岩谷観音」や「小幌海岸海水浴場」というものが何なのか調べてみます。
やはりブログや手記がありましたのリンクしておきます。
- 秘境駅全国NO.1の小幌駅・小幌海岸探訪 [豊浦町] (一人歩きの北海道 山紀行:2007.10)「国道37号線からから続く林道を辿り、小幌海岸の岩屋観音堂へ繋がる踏み跡・さらには、観音堂と小幌駅に間にある歩道を利用して探訪を試みた。」とのことです。どうぞ。
- 礼文華(れぶんげ)の秘境 小幌駅(黒ウサギ的こころ:2008.04) : こちらの筆者も国道のトンネル付近にバイクを置いて海岸まで歩いたようです。岩屋観音と小幌海岸、小幌駅をレポートされています。どうぞ。
- 日本一の秘境駅から海岸へ—小幌探訪記(雑誌ボルカノ社:2011.09):「豊浦町郷土研究会会長の小西重勝さん(72)の案内で、さまざまな歴史秘話を聞き、森深いアップダウンの林道を巡る小幌探訪となった。」どうぞ。
さびれていても林道・山道が一応あるようです。
鉄道建設に使う道路は当然必要だったわけですよね。(地図に乗せてほしいところ)
とても素晴らしいレポートが多いです。
国道から歩かれる方がいますが海抜200mって結構ありますよ。
山道を歩かれたことが少ない人、また、冬の降雪期などは山道は使わないほうが良いと思います。
誰もが利用する駅としては秘境ですね。
でも、登山経験者やアウトドア系の人にとって海抜0mから200mの山道って絶好の散策じゃないでしょうか。楽しい行程、だと思います。
あと怖いのはケモノくらいでしょうか。