新潟県の長岡市・見附市・三条市の国道を中心にした2.5日間くらいにわたる大渋滞でした。
主たる大渋滞区間は8号線と17号線の合流地点付近から中之島見附インターの間だったように思います。
2016年1月24日の大雪
時刻等は全て 「災害情報 平成28年1月25日7:00現在 国土交通省 PDF 」 より
全くの素人考えですし、データがなかなか見当たらずこれでよいのかわかりませんが、高速道ガンバレ!頼りは君だけ!という書き込みです。
北陸道の通行止めの状況
12時20分
関越道の通行止めの状況は
14時35分
■両方向通行止:小千谷IC~長岡JCT
つまり北陸道の場合柿崎・柏崎から中之島見附や新潟方面の高速は12時20分に通行止めとなり8号線か、116号線に行くことになる。
そしてさらに関越道、14時35分に小千谷・長岡から中之島見附や新潟方面へ行く人は17号線(長岡市内で8号線に合流)か新潟に行く人はやはり遠く116号線に回ることになる。
※上記地図は地理院地図(電子国土Web)をベースに使わせていただいています。
116号線は海に近い、すなわち雪の少ない地帯を走りますので新潟まで快適に行けると思うのですが、とにかく遠い。
そこに行くまでの区間の雪も心配、その区間の情報も恐らくなかったものと。
土地勘の無い方はとにかく17号線と8号線を使って中之島見附インターまでたどり着けば。
そう考えるでしょう。
高速が雪でストップしてその車がもっと雪に弱い国道に入って行くという、なんという図式でしょう。
新潟日報の記事「中越大渋滞 混乱拡大なぜ」によると、長岡と中之島見附の間の交通量、北陸道で約3.3万台/日、8号新組の交通量が約4.7万台。
そのルートを避けたり、行くのをやめた人も多かったと思いますが単純に足すと8万台の車がその区間の8号線に集中することになります。
「北陸・関越自動車道でもさばききれない状態で国道に車両が流れ始めたのです」
これは、河川で決壊した水が道路や街に流れ込むのとほぼ同一で
自動車道が決壊して車両が国道や市街地向かって流れだした。
という状況だと思います。
それが障害物にぶつかって車両の湖が出来上がった・・・これが大渋滞。
なのだと思います。
さて高速道路とは何でしょう。「高速道路」Wikipedia
高速道路とは交差点をなくすなどの出入り口制限の実施や、上下分離することで高速走行を可能とした道路のことである。国や地域によって名称や規格などは異なっている。高速道路の役割としては国や地域の道路網の中核を担う役割を担っている。また、平行して走る一般道路の渋滞緩和の効果もある。
一般自動車道の渋滞緩和の効果もある・・・重要な役割ですが、結果は逆でした。
恐らく私なんかは気づかない重大な理由が有るのかもしれません。
優秀な人達ばかりなのできっと何かが有ったのでしょう。
高速道路は片道2車線で、緊急車両が通れる余白もついています。
国道と比べて完璧な道路なのです。
※上記地図は地理院地図(電子国土Web)を使わせていただいています。
「たっぷりとした4車線、下道ともつながる場所もある自動車に正に最高の環境、それが高速道ですね」
そんな最高の環境で、もはや雪でダメという状態で一般国道が無事なはずなんか有りえない訳で、何よりも渋滞時にそれでも対策が出来るのが高速道路ではないかと思います。
個人的には高速上で除雪が終わるまで待たせるのが最も適切な処置だと思います。
どうだったのでしょう?
それ以外は有りえない、下手すれば死人が出る状況かと。
対策を立てていただきたいところです。
とにかく市民生活を守り国民を守るために全部かぶるのが高速道路の役目だと思います。
ガンバレ高速道路!
※簡単、女性でも装着可能なチェーンの時代です。
渋滞防止・事故防止に車に積んでおきましょう。
最後に市民のツイートのtogetterへリンク
市民にどんな情報が伝わったのか伝わらなかったのか、どの時点で判断が可能だったか見えるかもしれません。
詳細版 と 渋滞発生前の 2つです。