新しい資本主義 もしくは 資本主義の次(タモリも言い始めたので)

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最近盛んに目にするようになったのでひとまず意見・考えを集めてみました。

素人なので、グーグル先生の上位に出てくるものからランダムにあげます。

書かれた年も数年前のものから最近のものまで。新しい記事は最新の情勢を見ており、古い記事はその時点の読みがその後どうなったか検証できる貴重なものです。ど素人の私でもなんとか読めそうなものです、それぞれをきっかけ・入り口としていただければです。

タモリが一番にくるのは「えっ、タモリも言い出したの?新たな資本主義を」というのがまとめるきっかけになったからです。タモリの影響力はすごいです、個人的に。

  1. タモリ・・・番組で日本の「新たな資本主義」について語り・・・
  2. 原 丈人・・・新しい資本主義:「幻の好景気」から、みんなが恩恵を受ける「本物の好景気」へ・・・
  3. 水野 和夫ほか・・・新・資本主義宣言:マネーゲームに明け暮れるファンドの横暴を止め・・・
  4. 竹井善昭・・・資本主義そのものの問題点ではなく、金融資本主義の問題点・・・
  5. 竹中平蔵 × 佐藤 優・・・商品経済だけが非常に肥大しちゃっているのが資本主義・・・
  6. 平川克美・・・つまり株式会社はフィクションなんですよ・・・
  7. トマ・ピケティ・・・21世紀の資本  山形浩生 (翻訳), 守岡桜 (翻訳), 森本正史 (翻訳)・・・

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1,タモリ

ライブドアニュース:タモリが番組で日本の「新たな資本主義」について語り出演者から拍手

tamori

  • 日本だけでなく各国とも現在の資本主義の行き詰まりを指摘したうえで「資本主義に何か手を加えて、より良いものにしなきゃ・・・
  • ボランティアなど、自身も新しい価値観を模索中だと告げつつ「やっぱり、大多数がそれを合意できるような何かに手を加えて、ちょっと違う、新たな資本主義ができるのは、日本の・・・

 

2,新しい資本主義 (PHP新書) 新書

原 丈人 (著) 2009/4/16

格差も恐慌も打ち破る究極の解決策を提言する。「ストックオプションは禁止せよ」「五年以上の株主だけの市場をつくれ」「投資減税で新技術開発を促せ」。マネーゲームに明け暮れるファンドの横暴を止め、終焉が近いパソコンに代わる新しい基幹産業の創成をめざす。バブル頼みの「幻の好景気」から、みんなが恩恵を受ける「本物の好景気」へ。日本こそこの新しい資本主義の担い手となれ。

3、 新・資本主義宣言 (7つの未来設計図)

水野 和夫 (著, 編集), 古川 元久 (著, 編集), 中谷 巌 (著), 田坂 広志 (著), 山田 昌弘 (著), 永田 良一 (著), & 3 その他 2013/7/6

日本発の「第三の軸」を提示する7つの論考と3つの対談、そして二人の編者による「新しい資本主義」への提言。有史以来の課題に直面している現代社会に向け、「真の成熟とは何か」を明示する熱き一冊。巻末には、各執筆者による〈推薦図書46冊〉も収録。

 

4,世界が模索する「新しい資本主義」のあり方とは?「金融」で「社会問題」を解決する新たな動き

ダイヤモンドオンライン:竹井善昭

diamond

しかし、これは資本主義そのものの問題点ではなく、金融資本主義の問題点なので、これに変わる「新しい資本主義」を考え出して実行すれば、世の中はもっと良くなる。これが世界の大きなトレンドと・・・

 

5,新しい資本主義が日本から生まれる可能性はある!

新しい資本主義が日本から生まれる可能性はある!【2】──竹中平蔵 × 佐藤 優

takesato

佐藤 カール・ポランニーという経済学者が、経済には3つの要素があると。1番目が贈与、つまり、大金持ちがばらまく。2番目が相互扶助、助け合う。3番目が・・・

竹中 贈与と相互扶助と市場経済というのは、日本の歴史を振り返っても非常に参考になる。じつは江戸時代の経済は贈与の経済だった。昔は政府が小さくて公共事業が十分なかったので、地元の豪商が・・・

 

6,日刊現代 著者インタビュー 「路地裏の資本主義」平川克美氏

「路地裏の資本主義」平川克美

hirakawa

株式会社とは投資した金が増えて戻るという期待を基にした資本調達システムで、右肩下がりの状況下では成り立たないからです。つまり株式会社はフィクションなん・・・・

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 7、 21世紀の資本

トマ・ピケティ (著), 山形浩生 (翻訳), 守岡桜 (翻訳), 森本正史 (翻訳)

多くの知識人からバイブルと呼ばれている。

茂木健一郎氏は「積ん読」でも十分、読みたくなったら開けてほしい。と、言っています。

内容:資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき、資本主義は自動的に、恣意的で持続不可能な格差を生み出す。本書の唯一の目的は、過去からいくつか将来に対する慎ましい鍵を引き出すことだ。

以上です、新しい資本主義について。

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新しい資本主義 もしくは 資本主義の次(タモリも言い始めたので)」への2件のフィードバック

  1. 「何処か雇ってくれる場所が有るだろう」と皆が漠然と思うが、人の雇用を考えて構造的に運営をしていない資本主義経済の社会では本質的に誰かは無職(非就業者)に成る。無職者への批判をするのに引用するのが好まれる、いわゆる「いくらでも有る仕事」と言われる事業所の求人(職場の事)は、その殆どが、非就業者への批判的認識により(特に頼る身寄りを失った者は)批判をしても雇う事がない。一度職を失ったり、就職活動で年齢を重ねたり、長期の虐めで最低レベルの学業履歴が得られる前に脱落したり等、採用して貰える場所が無い者の立場は年齢を重ね固定化する。(「いわゆるニート」はイメージと違い、実際は、「面接に行っても自分を雇って貰える場所」すら認識出来れば脱出する事が多い)
    仕事の絶対数の少ない女性は誰かは蔑づまれる仕事でもしなければ場が足りなくなる

  2. 資本主義経済は、日本の様にある程度市場が飽和すると、マクロ経済的な資本の創出力よりも、デフレ圧力が慢性的に基本的な力として働くため、その中で需要の有る生産が経済を十分支える事に寄与しにくく、マクロ経済を十分に支えられる所が無くなる事で、個人や法人の国内資産を保証する国債の保証が出来なくなる所が有るため、本質的に、「成立している」システムではない。(会社や個人にとってはお金を保守的に使おうとする方が安全だがそれは経済を保証せず、お金の信用を保証する国債支払いを困難にする
    )

    「あらゆる産業の資本主義による収益最大化で生産の無人化が出来るとこまで行っても
    人間は労働しなくても物を手に入れられる社会ができるだけだから問題はない」などと過去に楽観的に言われていたが、実際には無人化に対応できる社会運営のやり方の本質的な改革の無いまま加速度的に機械化は進行するのみであり、就職しやすい仕事は確実に減り、仕事を得る難易度と子供の将来の職獲得のためにかけなければならない費用は上がった。「問題がない」このためには、人間の生活を会社に丸投げしたやり方ではなく、(産業の分化高度化の発展で、各自の関わる仕事の需用の衰退後、転職が困難になった事は資本主義の社会運営の前提に無いため)
    、「(本当のどんなにステータスの無い者でも対応できる位の)無条件&本当の0から、
    社会の需要の有る仕事の、必要な能力を習得しながら、(なんらかの仕事が自動的に得られるまで)待機できる様な」システムが必要。待機が無いと、仕事をかなり無理して作らなければならずソ連のように産業代謝が止まり破綻し、また、自動的が無いと仕事に繋がらない。

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