前編に続いてです。
という事で、迷いながらも池を発見することで、自分のいる位置を解ることができました。
遭難っぽいでしょ。
でもね、こんなの下って行けば里に出れるの、田んぼの址が有るのだから楽勝なんです。
後編の地図はこれ
とにかく池から尾根を目指す。
1、さあ、登るにあたって道を見つけました。
人の歩いた跡に見えますが獣道にもみえます。
写真からもルートが見えるでしょ。それです。
踏み跡をぐんぐん登ります。^^
2、あれま、熊の糞?
この道、やっぱり獣道?熊も歩いているジャン!こわ!歌いながら歩きます。
3、街道発見!
これあれですよ!刈羽郡千谷沢村と三島郡塚山村の境、共同で維持した重要街道ですよ!
千塚中学校が過去に有りました。千谷沢村と塚山村の絆。
林家こん平は千塚中学校の卒業生。
両村共に郡を代表して極めて重要な街道を守ってきました。
越路町と小国町の境です。
千塚(千谷沢と塚山)は共同体だったのです。
4、で、その街道を登るとひび割れ!
道は完全になくなっていました。写真にはひび割れも映っていますがその先は空間。
街道は崩壊していました。
薬師街道閉鎖の現場です!
5、下は崖!
全て崩れ落ちたようです。ここが事件現場、街道は崩れ去ったのです。
6、下からも撮っていました。
崖です。峠崩壊現場です。池付近で撮りました。
7、やせ尾根、両側絶壁。
石山じゃないので落ちても頭を打って死ぬことは無いでしょう。が、首を折るかもしれません。
こういうところが2カ所、怖い、馬はまず通れませんね。
馬が通れない、主要街道の機能は無くなったのです。
8、関田山脈からの尾根
に、取りつく登りが見えました。もう大丈夫。
9、降りる時に通った道に戻りました。
もう安心です。冒険は成りました。
10、薬師様に再会
本気で拝みました。掃除もしました。お賽銭も出しました。
昔の人が峠まで来られたことを喜んだことを身を持って実感!
なんとも有難い、薬師峠冒険でした。
塚山宿、長谷川邸はこの街道を守ってきたのです。
千谷沢村と一緒に。