ワラの搭を雪中で燃やす奇祭!賽の神(さいのかみ)写真レポ 2015年

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新潟県中越の中山間地の集落の賽の神を見てきました。

写真レポートです。

メイキングは昨日のブログに有ります。

 

1、さて、準備が出来ていました。

以前は村中の広い場所でやっていたとの事ですが、今は隣の集落への道の近く岡の麓・川の近くでやっています。

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2、午後6時に天下予定雪灯篭に灯りが入りました。

最近は各地でさいの神だけでなくこういう工夫がみられるようになってきました。

 

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3、子供達もイカをつるした竿を持って集まってきました。

 藁の燃えた後の黒い墨が飛んでくるので汚れても良い服装です。

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4、年男年女が火をつける担当です。

各自火のついた藁束を1つずつ持ちます。

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5、いよいよご神体に火をつけます。

まずは小ぶりな女のご神体から火をつけます。藁の中に書初めとか見えます。こうやって燃やすと天高く昇り上達するという訳です^^

 

 

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6、この日は雪も雨も降らずに藁が乾いているので火の回りが早いです。

この時に中に仕込んだ竹が破裂する「ポン」という 音がしたり、藁を束ねていた縄が燃えて切れて、枝が開き火が大きくなったりといろいろ楽しめます。

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7、村人はスルメや餅を焼こうと準備万端

スルメは棒の先に針金でつるしています。

 

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 8、男の賽の神も燃やして藁の残り火になったころ、スルメや餅を焼いて食べます。

(写真の中央部、火の手前にあるのはスルメです。)

これで、今年は風邪をひかなくなります。

と、言われていますが^^

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 以上、さいの神の写真レポートでした。

 


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