地方創生に欠けている「チーム感」の作り方(意外と話し合わない地域の人たち) という東洋経済の記事を読んで
「実は話し合いが無い」、いろいろやっているように見えるのは「合意して」とかではなくて、お上の決めた事に従順に参加、そういう社会なんだそうです、日本は。
「な~んだ、きちんと話し合っていないだけじゃん。」
そしてなにか浮かんできました
そこに何かヒントが隠れていそう、調べてみます。
参画手法=「チーム中越&小雪パイプ組合」 と チームや地域の成果を計測=「地域参画総量」 に繋がるような気がしました。
その三つを流れに沿ってまとめてみました。
まずは、その東洋経済の記事から
地方創生に欠けている「チーム感」の作り方
意外と話し合わない地域の人たち
永井 孝尚 :マーケティング戦略アドバイザー
ポイントを抜き出します。
- 行政も地域の住民も事業者もみんな入って、組織横断的に一体感を生む、まさに「地域のチームビルディング(仲間が思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり)」。
- 単なる飲み会やお茶のみ話ではなく、きちっとオーガナイズ(組織すること)された場所で議論し、議事録に残して形にする。
- 例: 港の漁協、観光協会、旅館のフロント、果樹園農家がきちんと話し合うだけでいろいろ連携が思いつく。
- 話し合っていない理由は? : お互いを知りすぎているだけに当事者だけでは話しにくい、第三者が入ってファシリテートするとお互いどこで補完し合えばいいかが見えてくるものです。(第三者:若者・よそ者・ばか者もそういう触媒?)
- つまり部署ごとに、たこ壺化(閉じた社会)しているんですよね。行政や市役所も、企業も同じですね。私は限界集落から政令都市まで、北海道から沖縄まで関わってみてよくわかったのは、これは日本人の特徴だ、ということですね。
- 地域全体をどうするかというときに、お互いの利害を越えて話し合えるかというと、そうならないんです。これは限界集落のような地域でも、東京ど真ん中でも、みんな同じでしたね。
- 一方で大地震のような危機があると、急速にひとつのチームに結束する。でも平時にはそうならない。だから地域づくりで大切で同時に難しいのは「最初に危機感を共有する」ことです。
- 最初は志が同じ共有できる人たちでスモールスタートを切るってことが重要だと思います。
キチンとした場で話し合いを持つと、思わぬ気付きが出てくる
という事だと思います。
その為には硬直化した・けん制し合う地域と無縁のファシリテータを用意する必要がある。
・・・今までも触媒としていわゆる「若者・よそ者・馬鹿者」が必要だったのは硬直化した地域だから・・・
で、ここから地域の「チーム」が生れるという過程でしょうか。
それがうまくいっていて、熊本地震でも活躍して話題になった「中越」なのかもしれません。
町内会も毎年の雪対策で強いし、防災組織「チーム中越」などもあります。
次にその中越で「チーム」を見てみます