コンピューターは豪雪地大好き!夏も雪で安価に冷却フルパワー!さらに災害にも強い新潟県、データーセンター最強かも

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新潟県のデーターセンターが、同県津南町中深見で本格稼働を始めたとのニュース。

コンピュータをいっぱい集めたデータセンターはとんでもない電気を食い、その発熱も凄くて、更にその冷却で電気を大量に使うという、とにかく電気大食い屋さんらしいのです。

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そこで、雪国で冬の間に雪を貯蔵しておいて、夏にそれを冷却に使おうという事です。

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上記写真はイメージです、こんな冷却したらコンピューターは壊れます。

なんでも雪室に雪を溜めておいてそれを使うらしいです。

 

雪どけ水を熱交換器で冷風に替えるのだとか。

新潟県のサイトにその様子を見てみます。

「雪冷熱を活用したデータセンター事業の委託先候補者を決定しました」

提案内容
  ア 立地場所    :津南町中深見甲
  イ 貯雪量      :3,100㎥(雪山に高反射・高断熱シートを被覆して貯雪)
  ウ 冷熱供給期間 :135日(平成28年4月下旬~9月上旬)
  エ 削減電力量   :冷熱供給期間中、消費電力量129,600kWhを67,900kWhに削減
               (削減電力量61,700kWh)
  オ その他      :コンテナ型セータセンター1基(5ラック)に雪冷熱を供給
  カ スケジュール

 

という内容です。

4月から9月までの間、冷熱を供給し消費電力をなんと半分近くにしようというものです。

すばらしい。

 

新潟県の優位性

 ここで新潟県の優位性をみてみます。

  1. 小雪でも豪雪・・・先回の冬は小雪で新潟県でも水不足という声も聞こえます。しかし、津南町は毎年豪雪で有名なところで、小雪いえども雪はたっぷりなのです。
  2. 災害に強い・・・中越地震や東日本大震災の翌日に起きた長野県北部地震では震源地の隣り、毎年の豪雪もあり、とにかく災害経験と対応は生れたもの。災害の少ない地域はいざ災害が起きると脆弱です。どうなるか読めるのが新潟県の強さでもあります。

 

ということで、豪雪地で災害も多い。それが実はデータセンターにはもってこいだったのです。

 

データーセンターは豪雪の新潟県へ^^

 

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