最近読んだ記事に恐ろしいことが書いてありました。
「日本の工場や製鉄所を襲う新型サイバーテロ 核燃料施設や製鉄所が標的に」(日経ビジネス)
日本の工場やプラントの多くは、既にコンピューターウイルスに感染している。 表面化していないのは、単に調べていないからだ
とのこと、ネットに繋がっていなくても様々な手段(そこまでやるの!)で侵入してくるのだそうだ(記事をお読みください)
様ざまな被害例があがっているがその中でトルコの例が怖い。
監視カメラの脆弱性を利用して侵入し、制御システムを乗っ取った。→爆発事故を起こす
この問題はioTに直結、もし、既に感染している工場の機械やプラントがネットに繋がったら・・・
えらいこってす。
で、
思い出すのはやはり映画マトリックスに出てくる「イカみたいなロボット「センチネル」」
これは以前にも書きました。
「 期待!2015年10月導入、グーグル検索エンジン人工知能RankBrainはマトリックスの世界を構築!?」
映画の中で、センチネルが主人公たち「異物」を退治しようとします。
白血球みたいなものでしょうか。
グーグルはいつでも「センチネル」の出動可能?
少し前、グーグルからメールが来ました。
「サーバーがおかしいっすよ」(実際はもっときちんとした文章です)
で、そのホームページを見つけようとグーグルで検索するとそこには
「このページやばいかもでっせ」
と出ているではないですか。
覗いてみると見たことも無いファイルがある階層に置いてありました。
しかし、ユーザーの権限では削除できないようにして有り、サーバー会社に不活性化してもらってとりあえず落着。
事なきを得ました。
膨大なネットの中のほんの片隅のサーバーの中の少しの異変をグーグルは察知できるのです。
もちろん、表向きリンクをたどって行ける場所だけのようですが(ネット上を行きかう各種データを見れば深い場所まで行けると思いますが)
世界各地で見つかる異変と同じものが有った場合、即通報が可能。
アクセス解析を見ている人は解ると思いますが、グーグルのエンジンはこのブログにも1日に何回もチェックに来ます。
ほとどリアルタイムに近い感じでしょうか。
で、
先ほどの「工場の機械がioTでネットに繋がったら恐ろしいことになるのでは?」
これ、グーグルにウイルス削除権限も渡せばあっというまに駆除してくれそうな気がします。
しかし、その瞬間世界のコンピュータから機械からインフラはグーグルの監視下にはいります。
その頂上に居るのはAI(人工知能)になると思います。
マトリックスの世界の完成でしょうか。
当然病院や医療も監視下に入って人間の健康・生死にも関わってくるかもです。当然そうなります。
医療システム、既に人間が制御できるものではないような・・・。
今後一番の問題は「Windows10のほぼ強制バージョンアップ」みたいなことにならないことですね。
Windows10はあきれ返るようなものでしたが、あれは人間がトップだから起きた出鱈目のようにも思います。
AI(人工知能)はもっと良い手を考えてくれると思います。
あらら、既にAIの配下に入っちゃったような・・・
おそらく、こうしてAI(人工知能)は信頼を勝ち取ってゆくのでしょう。
理想を狂気のように追い求めたナチスみたいにならなければ良いのですが。