信濃川の洪水は大雨だけじゃない、地震塞き止め湖決壊が最恐!古上高地湖や善光寺地震を調べる

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2016年は横田切れから120年、つまり大きな被害となった大洪水は1896年に発生しています。

Wikipediaによりますと

新潟県西蒲原郡横田村(現・燕市横田)の堤防の部分約300mを主として、多くの堤防が決壊した。・・・家屋流出は2万5000戸であった。

とてつもない大災害になった訳です。

この災害は建設省信濃川河川事務所に詳しいです。「信濃川の洪水による被害の状況

shinnetsu

この大洪水の特長はなんといっても「長野県ですでに大洪水だった」です。

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実は、知っての通り日本一長い信濃川は上流が凄いのです。

巨大な支流が3本、魚野川、千曲川、犀川です。

この中で一番怖いのがどうやら 犀川。

この川は急峻な山地を通ってくるので火山や地震で川が塞がり塞き止め湖が出来、地震で崩壊し下流に大災害をおこす。

そういう川みたいです。

近年ではなんとつい最近、1847年に長野県の大地震で巨大塞き止め湖が出来て決壊し大洪水になったようです。

以下の地図を見てください。

古上高地湖地図に善光寺地震を加えたものです。

zenkoji

上流から見てゆきます

  1. 北ルプスの山塊
  2. 古上高地湖
  3. 松本盆地
  4. 松本–長野間の山地
  5. 善光寺地震堰止湖
  6. 長野盆地(善光寺平)
  7. 飯山から十日町を通り小千谷までの狭隘区間
  8. 新潟平野

この順番に梓川-犀川-千曲川-信濃川と流れます。

で、解っている2つの堰止湖の決壊による被害を見てゆきます。

 

 古上高地湖崩壊・・・

 

善光寺地震による塞き止め湖決壊・・・善光寺地震Wikipedia

  • 善光寺地震とは「Wikipedia: 1847年5月8日、信州の善光寺平(ぜんこうじだいら)を震源とし直下型で発震。全震災地を通じて死者総数8,600人強、全壊家屋21,000千軒、焼失家屋は約3,400軒を数えた。」
  • 河道閉塞 犀川 「Wikipedia: 岩倉山(虚空蔵山)で発生した斜面の崩落は、現在の国道19号水篠橋付近で犀川に65mもの高さをもつ巨大な堰止め湖(河道閉塞)を生じた。この河道閉塞により、ふもとの岩倉村・孫瀬村の両村に川水を招き入れ2村は完全に水没した。・・・地震から20日後の同年5月28日の夕方、堰き止め湖が決壊し急流と化した水は犀川と千曲川の合流点の川中島まで押し寄せ、31ヶ村に浸水被害をもたらした。・・・洪水の水位は、犀川が善光寺平に出る長野市小市地籍付近で20m、千曲川で6m、新潟県長岡でも1.5mと伝えられている。」

 

現代なら?

 最も近い例では中越地震で山古志で幾つも堰止湖ができました。

P1100985

山中の小さな川ですが大きな湖になりました。

これが決壊したら下流の街は大被害となったでしょう。

このときは重機を送り込み排水工事を時間をかけて実施し事なきを得ました。

 

ただし、善光寺地震みたいな巨大河川に巨大な堰止湖が出来た場合。現代の技術で決壊を防ぐことができるかどうか。

 

信濃川の防災、「信濃川の堤防を越える水害は考えない」という風潮もありますが

東日本大震災のように想像もできない巨大災害として、地震で松本と長野間の狭隘地帯、飯山から小千谷間の狭隘地帯で巨大堰止湖が出来た場合どうするのか。

1回でも考えておくとよいように思います。

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