第1回全国サイノカミ合戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

全国のサイノカミの合戦(もちろん架空・フィクション)です。といっても別にサイノカミ同士が戦う訳ではなく、各地の悪霊と闘うサイノカミのもようをアナウンサーと解説者が紹介するというものです。

様々な字があてられていますので、あえてカタカナにしてサイノカミと表記しますが賽ノ神、賽の神、歳ノ神、塞の神等とツイートされていたものを取り上げています。

ほとんど「どんど焼き」と言われているものと同じようですが「サイノカミ」にこだわってゆきます。


P1000426_R


スポンサードリンク




スタッフ

アナウンサー:駿目足 焼太郎(するめあし やいたろう)・・・現場にマイスルメを持ち込むサイノカミ界の伝説アナ

解説:餅賀 炭駄代(もちが すみだよ)・・・サイノカミの研究者、現地調査ではつい夢中になり、焼いている餅を忘れて炭にしてしまう癖が知られている。

全国のサイノカミサポーター:ツイッター上に共有情報をアップしサイノカミの伝統継続に霊力向上に寄与されている方々(使わせていただきました、有難うございます)

では、記録時間順に始めます。

1、サポ情報から、信州のサイノカミかと

  • 駿目足:おっと、トップバッターなのに既にかなり燃えていますね、我慢できなかったのでしょうか。四隅に骨組みの入った強そうなタイプですね。餅賀さん。
  • 餅賀:この構造はいいですね、火が廻ってよく燃える「ファイヤ~」という大仁多厚並みの大技使い、どんな悪霊も抵抗できませんね。

 

2、サポ情報から神奈川県川崎市、都会のサイノカミかと、

  • 駿目足:さすが都会なんとスリムでおしゃれなサイノカミ、男の悪霊はいちころっすね。
  • 餅賀:藁が無いので、ほとんど松飾でできているっていう感じですね。匂いも良いでしょう、男の悪霊悩殺ですね。

 

3、新潟県燕市粟生津のサイノカミ

  • 駿目足:さすが雪国、藁の服を着ていますね。これなら風邪の悪霊はかないませんね~
  • 餅賀:そうですね、さらに下側に祠が有って寒さを防ぐこともできる、とにかく寒さが売りの「北風さん」みたいなのはみんな撃退ですね。住所番地まで明らかにしているあたり自信が見えます。

 

4、新潟県十日町市山野田のサイノカミ

  • 駿目足:自然に恵まれ豪雪の十日町市、竹を大胆に使っています、見事なサイノカミ
  • 餅賀:竹の緑と藁色と雪原が良い雰囲気、元気が出てきそう。人々の気持ちを悪くする悪霊は太刀打ちできません。さすが妻有大地の芸術祭の地域のサイノカミ

 

5、サポ情報から東京都稲城市と思われ

  • 駿目足:またも都会のサイノカミ。前日に作っているところみたいですねえ。立派な竹3本で安定したサイノカミですね。
  • 餅賀:高度な技術者がいっぱいいそうですね。正確な三角形とか、ルーズな悪霊にはたまったもんじゃないですね。

 

6、サポ情報から見て新潟県長岡市の摂田屋方面かと

  • 駿目足:おっとぉ、そうすると戊申北越戦争で長岡藩本陣が有った近くですね。悪霊もいっぱい居そうな。
  • 餅賀:まあ、そういう土地こそこうして伝統をまもっているんですね。戦・争いごとの悪霊もかなわないでしょうね。新幹線の高架橋が有りますが、ここからわずか数キロ先が新幹線の初脱線場所(中越地震)、その時も一人もけが人が出なかった。まさにサイノカミのおかげです。はい。

 

 

7、サポ情報から新潟県中越地域かと

  • 駿目足:どこだろ、中山間地っぽいなあ、雑木を骨組みに萱で肉付けするようで、材料はふんだんですね、餅賀さん。
  • 餅賀:でもねえ、雪が降る前に萱を刈り取って乾かしたり大変ですね。こうやってマメに手をかけているとズボラな悪霊(私とかあなた)は逃げるしかナイアガラですね。

 

8、サポ情報ですと東京都日の出町のサイノカミらしい。

  • 駿目足:レーガンも見たサイノカミかも?。レーガンはヤスと一緒に日の出山荘に来ていますよね。なんてきれいなカップルのサイノカミ
  • 餅賀:ですねえ、きれいなべべ着て繋がっています。こんなに仲の良いところ見せられたら不和を呼ぶ悪霊は退散ですね。うらやましいです。

 

9、サポ情報ですと東京都多摩地区のサイノカミ?

  • 駿目足:なんかボリューム・盛りだくさんのサイノカミですねえ、煙もスバラシですね。
  • 餅賀:ほんと具だくさんで良い煙が出て良い火も出そう。裕福な土地という感じ、ビンボー悪霊は取りつく島もないですねぇ。

 

10、サポ情報だと新潟県長岡市小国町?

  • 駿目足:おおお、トン汁とセットのサイノカミ
  • 餅賀:暖かそうな写真、ここでは空腹と寒さの悪霊の出番は全くないですね。

 

11、サポ情報で地域全く分からず

  • 駿目足:おおお!この大きさ、ダイオウイカをあぶるのか?
  • 餅賀:駿目足さん、疲れていますね。遠近法を勉強せよ。にしても、これスルメじゃなくてイカっぽいですね。イカはいかが?

 

12、どこか不明です

  • 駿目足:てっぺんの竹がダイナミックですね。
  • 餅賀:キチンとしたシンメトリーにしないところがいいですよね、サイノカミは。こういう微妙さって悪霊には理解できずにトンズラさ。

 

13、新潟県長岡市県立歴史博物館のサイノカミ

  • 駿目足:でっか~い&たか~いサイノカミと普通のサイノカミですね。
  • 餅賀:山古志のあの巨大なサイノカミの次に大きいらしいですよ。どんなに態度のでかい悪霊もこれではタマランチ会長ですね。

 

14、これも不明、雪がいっぱい有るから日本海側は間違いないですが。

  • 駿目足:この材料で作りましたと解り易い写真ですね。
  • 餅賀:広い雪原、こんな広い場所に出てこれる悪霊もいないでしょうね。

 

15、これも場所不明ですが雪国ですね

  • 駿目足:ふんだんに竹が使われてますな。豪快なサイノカミ
  • 餅賀:良い煙が出ていますね、これではケムラーもたじたじだわ。
  • 駿目足:えっ?ケ、ケムラーって何ですか、餅賀先生!
  • 餅賀:あら、ケムール星人でも良くってよ、この場合。

 

16、ここも場所不明ですが、雪がそこそこ見えます。雪国ですね。

  • 駿目足:うおおお、餅賀先生、迫力・豪華満天のサイノカミですぜい。
  • 餅賀:トップのダルマさんの強烈な存在感、杉がふんだんに使われていて松飾の上手な配置、飾り付け。怪しく美しい神、もはやあらゆる悪霊を寄せ付けない圧倒的な存在ですね。

 

すみません、まだいっぱいサイノカミはいられ記録されていますが以上でとりあえず第1部といたします。種類多すぎ


スポンサードリンク




Print Friendly, PDF & Email

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA