街道をゆく 神田界隈「司馬遼太郎」 越後との繋がりを読む。

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色々ありまして、もう10年くらい神田の方々とお付き合いいただいています。

日本一級の町民文化に触れていつもドキドキです。

でまあ、一口に神田と言っても広いです。

秋葉原までも神田なのです。地図をどぞ、神田明神は秋葉原駅なのでした。

kanda

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で、永らく司馬遼太郎ファンなのに街道をゆくの中に神田があることを知りませんでした。

街道をゆく36 本所深川散歩、神田界隈 というのが有ったのです!

その中の神田界隈は別の単行本になっていました。

何という不覚、まず立ち読みしてみると、やはりあの話この話しが満載(T_T)

即、文庫本の方を購入

神田と越後、長岡関連を拾ってみます。もちろん強引に持って行きます^^

 

P190 於玉ヶ池

千葉道場が有った場所として有名。

長岡市越路出身の三波春夫の大利根無情に出てきます。

Youtubeへリンク 大利根無情 / 三波春夫

 

歌の中のセリフで平手 造酒(ひらて みき)はつぶやきます。

「佐原囃子が聞こえてくらあ、思い出すなあ、於玉ヶ池の千葉道場、平手造酒も今じゃやくざの用心棒…」

佐原囃子は千葉県佐原の祭り囃子で神田囃子(於玉ヶ池のある神田)、京都祇園囃子と並ぶ日本三大囃子の一つとのこと。佐原囃子→神田囃子→於玉ヶ池→千葉道場 という心の流れですね。

 

P225 漱石と神田

P229 再入学した学校というのは、神田猿楽町の錦華小学校だった。

P230 錦華小学校を出たあと、東京府立第一中学(のちの日比谷高校)に入学し…麹町の二松学舎…駿河台の英語塾成立学舎…神田一ツ橋の大学予備門(のちの第一高等学校)、そこで正岡子規と出会う。

とのこと。

ご存知の通り、夏目漱石の娘は越後長岡の松岡譲と結婚、孫は越後長岡繋がりの半藤一利と結婚。夏目家はまことに越後長岡なのでした。

 

 P236 医学校

 P239に長谷川泰が出てきます。「長谷川泰は、越後長岡藩の村医の家にうまれ…」 明治15年、湯島四丁目に移り、約千三百坪の地に… 文京区ですが神田のすぐ脇に医学校作りました。

 

P350反町さん P361 英雄たち

P362 新潟県長岡に生まれ、生家はゆたかな米問屋… 神保町の本の物語でしょうか、長岡人は不思議と神保町にかかわっています。

 ※サッカー好きな方は反町康治氏を知っていると思いますが、彼の両親も越後長岡出身。PC好きな方はソリマチというソフト屋さんをしっていると思いますが越後長岡の会社、反町は長岡が多いのです。

 ※古書の 一誠堂書店 長岡から神保町に移転した書店

以上、神田は東京そのものというくらいに様々な近代が生れ、様々な地方との交流が有ったようです。

穿り返せば、越後長岡も縁が有る方なのでした。

 
—以下、関連本やグッズ—

 街道をゆく

 千葉道場

 

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