緋村剣心と高橋九郎の年表
神谷集落と神谷道場
マンガるろうに剣心に出てくる神谷道場は長岡市越路地域の神谷地区にちなんだ名前らしいです。
作者の和月さんは神谷の隣りの浦出身とのこと。
で、この神谷地区には越路地域のみならず新潟県や群馬県等の近代化に貢献した高橋九郎という方がおられました。
耕地整理・組合や銀行設立・北越鉄道敷設に貢献・ソメイヨシノが雪国でも育つことを証明したり、難しかったチューリップ栽培に新潟県の気候が合うことを発見したり、国会議員にもなりました。
スタンフォード大学地図(明治測量、昭和修正発行)より、左の赤〇は現もみじ園、次の大きな点線は当時珍しい耕地整理された水田、その次の〇は役場のマークかと、来迎寺村役場は神谷にあったようです。九郎も村長になった事が有ります。
で、ですね、なんとこの高橋九郎とるろうに剣心の主人公緋村剣心がなんとほぼ同い年、1年違いだったのです。
緋村剣心はグーグル画像検索でどぞ
お互いのファンがわかり易くなるように年表にしてみました。
1849年 | 緋村剣心誕生(幼名 心太) |
1850年 | 高橋九郎誕生(幼名 繁太郎) |
1852年 | 九郎、南魚沼佐藤家へ養子に入る |
1858年 | 剣心両親を失う |
1859年 | 剣心比古清十郎に養育を受ける |
1863年 | 剣心高杉晋作の騎兵隊に入隊 |
1864年 | 剣心巴と結婚するが襲撃を受けた時誤って巴を殺害 |
剣心頬に傷が出来る | |
九郎、神谷の高橋家に戻る。片貝の耕読堂入門 | |
1868年 | 剣心鳥羽伏見の戦いの後脱退、会津戦争遭遇 |
1877年 | 剣心東京に現れる、西南戦争にも遭遇 |
1878年 | 剣心東京で神谷薫と出会い結婚 |
1880年 | 剣心長男剣路誕生 |
九郎、家督相続、名前の九郎も相続 | |
1882年 | 九郎、時の鐘設置 |
1888年 | 九郎、村議会議員就任 |
1894年 | 九郎、衆議院選挙当選、国会議員となる |
1896年 | 九郎、巴ヶ丘(現もみじ園)に別邸建設 |
1904年 | 九郎、神谷信用組合設立 |
1911年 | 九郎、英国よりウエッブ夫妻訪問、巴ヶ丘別邸に宿泊 |
1914年 | 信濃川大洪水 |
1916年 | 九郎、神谷銀行設立 |
1922年 | 九郎、永眠 |
以上です。
面白いことに、剣心は30歳くらいまでのことしか解らず(以降は作者の頭の中?)、九郎は30歳以降の記録が主体です。
以下、妄想。
剣心は戊申北越戦争も見ていて、その時に江戸の神谷道場のルーツである神谷集落に寄る。←なんてストーリーもいいですよね。
そこから先は実は剣心が九郎だったとか、九郎の下で働くとかでも面白そうです。
そして神谷銀行を造り永眠するのです。
そんな剣心と九郎もマンガやアニメで見てみたいですね。
—以下、関連本やグッズ—
★ るろうに剣心
★ 緋村剣心