様々に支持され有利と言われたクリントンが負け、スキャンダルも有る政治経験の無いトランプ氏が勝った。
東海岸・西海岸の上流階級の敗北
状況は全く違えど、新潟県も圧倒的に強いと言われた候補が敗れ、何回かの選挙でも当選したことの無い米山現知事が初めて勝った。
上流階級から圧倒的な支持を集めた余裕の候補が下層市民に敗れた図式は似ているように見えます。
「正しそうなこと言って少しも良くなっていないじゃないか」
「潤っているのは取り巻きや上流階級だけじゃないか」
オバマ大統領が有色人種に見えるが実は上流エリートの代表であったことが良く解る選挙結果でしょうか。
中産階級と思っていたけど気が付けば下層に落されていた人達、アメリカやヨーロッパは移民で目に見える大変化を市民国民は目撃し、日本は原発避難者を目のあたりにしてきた。
「今度は、誤魔化しは効かないわよ。」
トランプ氏の場合は知識階級と言われる人達がことごとく罵倒してきた。
日本の高学歴の批評家(そのポジションで暮らしている人達)も罵倒してた、それが知的階級の照明だし。
それが敗れたのです。
知識階級はちっとも知的でなかった。世の流れを全く全然読むことができなかった。
そういう時代になった?
という階級間の闘争の時代に入ったのではないでしょうか。
日本では鎌倉幕府成立時代と戦国時代当たりでしょうか。
ただ、アメリカの民主主義って凄い。
こんなふうに新しい時代になったジャン。
サイレントだった人達が動いた。
いまの所そんな感じでしょうか。
追加記事
このトランプ現象と英国のEU離脱の興味深い本が出ています。
世界史的なうねりの正体がきっとわかります。