本来そんなに「るろうに剣心」と縁が深いわけでもなかった長谷川邸ですが。
江戸から明治大正昭和へと続いてきた歴史ある建物、るろうに剣心の世界と不思議と合いました。
長谷川邸300年とるろうに剣心のコラボを起案し実行された方は実に素晴らしいと思います。
この企画は遠く首都圏からもファンが来ることとなり、思いがけず聖地巡礼になったようです。
その仕掛けの中に、地元観光協会のゆるキャラのツイッターアカウントが大いに活躍し、これこそ見本になるのではないかと、まとめてみます。
個人的に長年ツイッターと、聖地巡礼と地域参画などを見てきたので今回のこの「聖地巡礼に至るまで」はとてもとても興味深いです。
るろうに剣心の作者和月さんが、登壇し写真撮影を受け、さらにその場で即席サイン会を折りたたみ椅子の上で始められる(最終的にステージ上から→雨となり邸内の広い台所土間へ)ということとなり・・・
剣心そのものである和月さんと神谷薫と同じ名の奥さん、つまり剣心と薫が百数十年の時を経て現れた古い館だったのです。
長谷川邸に飾られる小国和紙に描かれた絵はまさにそのものズバリの絵(剣心(和月さん)と薫さんと長谷川邸)だったのです。
聖地誕生なのでした。
首都圏の3つの熱心なアカウントと、越路地域の観光アカウントと、関連情報を少し入れて今回の一連の動きをツイッターの情報共有機能を利用して見てゆきたいと思います。
物語は4月9日に始まりました。という見方もできます。
●蒼紫神社も回りたい↓ ・・・楽しい企画段階、めったに行けないんですから色々と見てみたいですよね
●塚山由太郎発見↓ ・・・こ、これは、駅にその塚山由太郎グッズも置かねばね^^
●上野で無料入場券ゲット ・・・イラスト入りのチケット、これはファンにはたまらないですね。様ざまな権利を乗り越えたんでしょうね。
●首都圏イベントこういうのは受けそう ・・・事あるごとに地道に活動していたのでした。
●同じく ・・・
●そして満喫 ・・・
●さらにゲット ・・・
さあ、これで東京に出てアピールすることに成功しました。 そして今回来られた方が新潟に行くことになります。 行きたい→が→行くになったのです。良いですね~
●宿問題 ・・・祭りのシーズンと重複、特に長岡花火は宿無理。花火が主のお客さんとるろ剣が主のお客さん、花火が無くてもるろ剣ファンは来ていただけるのでは?
●準備情報をこまめに伝えるるんるん ・・・これ以外にも幾つもツイート、フェイスブックと違いツイッターはフォロー関係以外にもRTと検索で届きます。
この投稿からハッシュタグを #るろうに剣心 #和月伸宏 #長谷川邸 #越路地域 #長岡市 とされています。
大きな効果は無いですがそれぞれ小さな効果はあります。
えてしてその小さい中に「化け」が潜んでいるようです。
〇〇人集めたとか数よりも、 どこまで情報を届けたかのような気がします。「動員」では無いようです。
●長岡市が市政だよりの表紙にるろうに剣心 ・・・これを持ってくるという長岡市の積極性というか柔軟性というか快挙、全国に伝わっています。(こういうのって伝わるんですよね)
●聖地バーチャル見学 ・・・で、地元ICT系NPOがとっくに聖地バーチャル見学まで作ってあってそこへ持って行きます。
●で、長岡のほかの歴史に気付く ・・・今回長岡に行くと決めてから、次々と幕末~明治の時代、るろうに剣心時代として行かなくてはならない場所が長岡に多い事に気が付く!!
●さあ、情報収集 ・・・長岡市民でも迷うバスに巡礼者もはまり出しました^^
●グルメ行程も決められて
●越路のゆるキャラるんるんが次々と小出しにネタを振ってきます。いいぞ!
●頑張ってます^^
●さあ、館内に絵を配置し始めました^^
●長岡に着いて、るろ剣がちゃんとあって歓喜(聖地感たっぷりですね)
●もはや嬉しさのあまり言葉は出ない状態?
●ついに憧れの蒼紫神社へ
●巡礼者はディープなものまで「熟知!」
●軽く弥彦まで足を延ばす巡礼者。あのぉ~、関東なら隣りの県くらい遠いんですが・・・
●そしてついにその日がやって来た!!!
長くなりそうなので続きます。
いかがでしょ、地元の人より詳しいでしょ。
巡礼の皆さん。 そこがポイントです。
彼等彼女等は他人ではありません。 この地域に参画していただいている大事なメンバーなのです。
こうやってツイッター等でツイートを開放する、立派な地域創生です。
つづく