強風のフェーン現象という強大な自然現象化で起きた大災害とも言える今回(2016年12月)の糸魚川大火.
糸魚川市は火災の最中も終わった直後もツイッターで何も発信せず、ホームページも情報の更新は少なく残念でした。しかし、落ち着いてからの火災に関する情報発信は詳細で素晴らしいです。その他観光情報も解りやすくまとめられているので支援しやすいように情報を整理してみました。
目次
1、火災時の全国からの声togetterでまとめました。
2、糸魚川とはどういう市なのか?歴史・観光・物産
3、今回焼けた古い街について
4、糸魚川市は大火以降、義援金・ボランティア等の詳細な情報を発信しています。
1、火災時の全国からの声togetterでまとめました。
有名な建物等の被災はほかでやっていましたので、そういう目立つ話題ではなくただ「経過と心配する声」に絞ってまとめました。
年の瀬の火災、強風のフェーン現象下なのに自然災害にはならないようで、火元がある火災には様々な障壁があるような。
2、糸魚川とはどういう市なのか?歴史・観光・物産
大火と主な出来事を抜き出しました。
大火は昔は多かったようですが対策されて1932年を最後に近年は全くなくなっていたようです。
- 江戸時代 – 北国街道と千国街道の交点として、糸魚川が宿場町として栄える。
- 1816年2月17日 – 横町大火、744棟焼失。
- 1826年6月20日 – 浜町大火、600棟焼失。
- 1834年4月20日 – 横町大火、458棟焼失。
- 1882年 – 北陸道の親不知道が開通。山沿いに道が拓かれ、危険な海岸線を歩く必要が無くなった。
- 1904年8月13日 – 新屋町にて大火、459棟焼失。
- 1911年4月22日 – 浜町にて大火、503棟焼失。
- 1913年4月1日 – 青海駅-糸魚川駅間が開業し米原駅-直江津駅間が全通。信越線を北陸本線に改める。
- 1932年12月21日 – 横町で大火、368棟焼失。
- 1938年 – 小滝村でヒスイが発見される(* 1955年、天然記念物に指定)。
- 1957年8月15日 – 大糸北線の小滝駅以南が開通。大糸北線を改め大糸線。
- 1973年 – 姫川港西埠頭2号岸壁完成。開港宣言。
- 1988年7月20日 – 北陸自動車道の朝日インターチェンジ-親不知インターチェンジ-糸魚川インターチェンジ-能生インターチェンジ-名立谷浜インターチェンジ間が開通し、北陸自動車道が全線開通
- 1990年8月22日 – 最低気温30.8度を記録。日本の気象観測史上最も高温の記録。
- 2009年8月22日 – 糸魚川ジオパークが世界ジオパークネットワークに加盟。世界ジオパークとして認定される。
- 2015年3月14日 – 北陸新幹線糸魚川駅が開業。同時に市内を走る北陸本線がJR西日本からえちごトキめき鉄道へ移管され、路線名も日本海ひすいラインへと変更となる。
あなたの興味を引く可能性のある項目をあげておきます。
- 観光スポット:大自然・景観/博物館・美術館・資料館/登山/キャンプ場/海水浴場/スキー・ゴルフ
- 文化財・伝統芸能:まつり/名所・旧跡/糸魚川の歴史・人物
- 食事処:糸魚川の食の紹介/糸魚川ブラック焼きそば/ジオ丼/ヒスイカクテル
- おみやげ:糸魚川ヒスイ商組合/いといがわ百選/ヒスイネイル(ネイルアート)/糸魚川特選市場/道の駅マリンドリーム能生/道の駅ピアパーク親不知/道の駅市振の関/糸魚川観光物産センター
- 温泉・宿:温泉特集/糸魚川市内の宿一覧
- 糸魚川の楽しみ方:糸魚川ジオパーク観光ガイド/ジオパーク初級編/雪月花をご利用の方へ/バス・タクシー・レンタカー/糸魚川定期観光バス/モデルコース/ジオステーション ジオパル/街なかレンタサイクル/ヒスイ探し/
3、今回焼けた古い街について
「糸魚川大火、歴史街並み観光のメインコースだった」ようです。
失くしたものを見てみます。
今回の糸魚川大火近辺地図
糸魚川駅周辺の写真集
焼失した主な建物へのリンク
★鶴来家
★旅館 平安堂
4、糸魚川市は大火以降、義援金・ボランティア等の詳細な情報を発信しています。
上記の中から
「義援金・ボランティアのお願いです」
- 支援物資の受付(体制が整ってからとのことです)
- 災害ボランティアについて
- 義援金の受付
- 糸魚川市駅北大火へのふるさと納税状況
糸魚川の支援を・・・