出来る人も凡人も、感情面の弱点・意志の弱さ等は大して変わりが無くほぼ同じなんですね。
違うのは…
出来る人で頭の良い人はその弱い自分の中から弱さの真実を取り出して「そんな自分の性格でも出来るよう」に工夫していること。
「けんすう」さんのNOTEの記事が大評判、人間常に最高のモチベーションで居る訳ではないので多くの人に良影響を与えています。
★エネルギーがない人が新しいことをはじめる時のコツみたいなやつ
ある程度ボリュームのある深い文章ですが、その中から印象に残ったものは以下。
…挫折するのが難しい、というレベルまで落としてみる。…
…そもそもやる気というものは行動しないと出てこない…
この二つがそうなのか、ナルホド、勉強になりました。
挫折するのが難しいほど小さなタスクにすれば毎日達成できる。
挫折するのが難しいほど小さなタスクとは、プログラミングを1日何時間か練習する等というものではなく(こんなのは挫折が目に見える(理想の自分は絶対に追わない、現実の自分を見る))
けんすうさんは「鼻を触る事」を例に出して、これをやるのに挫折する人は通常いないですよね。と言っています。
プログラミングなら「パソコンを見る」「プログラミングの本に指で触る」位でしょうか、挫折しなくてできることは。
で、けんすうさんが言いたいのはそうやってごく小さな一歩でも「行動したこと」によって何かが動き出すのだそうです。
心当たり有り有りです。
ただ最初の一歩の難しい事!
それをもっと「挫折するのが難しいレベル」まで落とすのだそうです。
プログラミングの例を細分化してみます。
一番最上位の難しいものから、最も簡単に思えるタスクまで並べてみました。
- PCでプログラミングを5時間やってみる。
- PCでプログラミングを30分やってみる。
- PCでプログラミングを1分やってみる。
- PCでネットを最初に見ないでプログラミングの為のツールを立ち上げてみる。
- PCでネットを5分見てプログラミングの為のツールを立ち上げてみる。
- PCのスイッチを入れてみる。
- PCがあることを確認する。
- プログラミングの本の進んだ場所を開いてみる。
- プログラミングの本の目次を開いてみる。
- プログラミングの本に触れてみる。
- プログラミングの本がどこにあるか目で見つける。
最低レベルの「プログラミングの本がどこにあるか目で見つける。」を数日楽々達成しているうちに、次の手に触れてみる・目次を開いてみるのステージに上がりそうな気がします。
行動が「やる気」を生むらしいのです。
「PCでプログラミングを5時間やってみる。」なんて最上位も実は挫折不可能な「プログラミングの本がどこにあるか目で見つける。」のほんの7日後にあるのかもしれません。
これだけではなく、とにかく参考になる記事でした。
けんすうさんが何者なのかは自分で調べてみてください。
だれでも思いつき・望んで、そしてできなかったものをやり遂げた方です。
けんすうさんが紹介している本はこれ、ほぼ同じ系列の考え方。
商品の説明より: タイトルの「小さな習慣」とは、〈毎日これだけはやると決めて必ず実行する、本当にちょっとしたポジティブな行動〉のこと。たとえば腕立て伏せ1回。
みなさんの評判・ツイート、すこぶる良好
★togetter:なるほど感動ツイ!「けんすう」さんの「エネルギーが無い人が新しいことを始めるときのコツみたいなやつ」