私たちの地域は何者なのか。スタンフォード大学の日本地図、明治44年測量で知る。これこそ地域創生の種。

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凄い地図が見放題になったとか

このまとめが流れてきました。

明治43年(106年前)の地図が全国どこでも見放題

このまとめへのコメントの中に

・・・重ねてみたら、ただの裏路地だと思ってた道が幹線道路の旧道だったって事が解って、・・・

というものもあって、若いネット民は健全な興奮をしているようです。

こういう仕掛けをしないと「創生」の起爆はしないと思います、良い事にCCライセンスで情報公開してるのでいろいろ活用できそうです^^

 

stanford.maps.arcgis.comの日本地図

明治44年測量、昭和6年修正のものとの事です。

stanford

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知っている地域をいろいろ調べたのですが。

廃止になった鉄道や駅が載っていたり。

まだ使われていた幹線峠道が記されていたり。

川の水深が細かく載っていたり。

細かな行政区割りだったり。

この地域がどういう歴史をたどって今に至ったか想像が膨らみ

これからのことについて考えやすくなっています。きっと。

まずは、自分の地域を見てください。

升目をクリックするとコンパクトな地図が出てきます。(読込に弱化時間)

1、「全画面表示」 ボタンが有りますので、そうして

2、マウスで地図はドラッグできます。

3、縮小拡大はマウスホイールの上回転(拡大)下回転(縮小)できます。

楽しみましょう。

 

ちょっと地域サンプルを作りました。

明治44年測量、昭和6年修正の新潟県長岡市中心部です。

地方都市は大きく変わっています。

nagaoka

 (Map by stanford.maps.arcgis.com

 

気付いた事

  • 長岡駅前大手通に市役所や学校が有りますが、これは阪之上小学校でしょうか。公会堂も有ります、今のアオーレの場所ですね。・・・現在:市役所(アオーレ長岡)が駅前復帰
  • 学校がいっぱいあります、北側に2校も女子高が有りますし、学校町の高工校は後の新大工学部でしょうか。工業校も今の南中の場所です。商業校も中島。・・・現在:女子高は別名の学校に。工業高校も商業高校も移転、新大は新潟市に
  • 北長岡駅が城岡駅で蔵王の工業地帯に引き込み線が見えます。・・・今も痕跡有り
  • 栃尾鉄道が見えますし、西長岡駅(寺泊や越路に行けた)が見えます。・・・今も各地に痕跡有り
  • 信濃川が凄い、今の千秋地域商店街は川の中ですね^^・・・田中角栄金脈問題で有名になったところは、河川敷きどころか川だったのですね。
  • 最後に柿川の信濃川との接続、新川が見えます。今のウオロクの裏の道路が水路だったのです。・・・柿川の出口が他藩だったとか、長岡藩内に信濃川との接続を作ったのがこれらしいです。

 ※創生に使えそうなネタがいっぱいな気も。

 

 続いて魚沼街道を調べます。

★柏崎市北条から小千谷港までのうち塚野山と薬師峠と片貝

築300年長谷川邸と塚山宿、柏崎広田峠と小千谷薬師峠を結び水運で長岡へ、要衝です。

この街道は鎌倉幕府の立役者大江広元や毛利氏の関係が濃かったり、上杉関東進軍、北越雪譜の鈴木牧之の関西輸出ルートだったりしますが、地元の人はほとんど知りません。

この古い地図には様々な名残が書かれています。

自分達の歴史を知ることができるのです。

tukayama

(Map by  stanford.maps.arcgis.com

気付いた事

  • 塚野山宿から山谷・小千谷へ薬師峠ルートはやはり尾根伝いだったこと。
  • 薬師峠から山谷までも尾根伝いであった事(谷筋にも道があったが)
  • 広田峠に変わる幹線、塚山峠が大きな道になっている。このルートは昭和後半まで唯一の柏崎へのルート、小国の人もここを通った。
  • 片貝のルートはこれじゃないでしょうか、道の太さで見てみました。
  • 塚野山から小国千谷沢へはこの時点ではまだ橋はなかったようです。
  • つい最近まで船を使っていたせいでしょうか、渋海川の水深が細かく記載されています。

 ※郷土史はどこもあまり勉強していないですよね。この地図は子供達に大事な「?や!」を生じさせそうな気がします。

 

そうでした、地図記号を見るだけで当時の暮らしが見えます。

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上記は道路、

  • 荷車を通せるかどうか
  • 並木かどうか(おそらく日差しや雪対策の有る無し)
  • 電線の高さ(積雪時の問題でしょうか)

など面白いです。

 

つづいて川、

 この種類の多さ、つい最近まで川を渡るという事は大仕事だったようです。

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  • 水深と岸の高さが記されています。・・船の通行注意と渡河の注意でしょうか
  • 歩いて渡る場所
  • 荷車も渡れる場所
  • 人馬を船で運んでくれる場所など

暮らしぶり、流通の様子がみえます。

 

最後に長岡市近辺の地図のリンクです。

見附・中之島: https://purl.stanford.edu/zx896kk5583

長岡: https://purl.stanford.edu/cv833tr9999

小国・北条: https://purl.stanford.edu/cx207yb7695

塚山・柏崎: https://purl.stanford.edu/rf860vq9128

小千谷・北魚沼: https://purl.stanford.edu/fz182kk4336

 

スタンフォード大学ってネットでこんなに貴重なものを開放してくれるんですね。

こういうところから考え方を学ぶのも良いかもです。

 

—以下、関連本やグッズ—

 明治 日本地図

 

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