地平線計算、地平線の先の新潟市の高層ビルの下半身は見えないはず、だだっ広い新潟平野・越路原より確認。

南北に細長~~い新潟平野の南端に長岡市の越路原が有ります。

この山の上の広大な水田はなだらかになだらかに登り高くなって、地平線を見るに最高の場所です。

下記はその場所の風景。

遠くに見えるのが地平線です。

新潟市の方向、長岡市中心街を越え見附市、三条市を超え新潟市南区(白根)の先に中央区、そこに高層ビルがいくつもあります。

 

 

地図で見るとこんな感じ

標高150m付近に良いポイントがあり、それが上の写真です。

(上記地図は国土地理院 電子国土より)

 

この地点から望遠レンズでこんな風に見えるのです。

2地点の位置関係はこんな感じです。

で、新潟市の高層ビルを地平線の先に見るということはどういう風に考えたらよいのかどのように計算したらよいのか悩んでいたのですが下記のサイトで解決しました。

地上から見渡せる距離 観測者の高さから地上の見渡せる範囲を計算します。:CASIO COMPUTER

さ、さすがカシオです!!!

全て一気に解決。(考え方は難しいですが)

標高150m地点から標高10m付近の地平線を経て見えるのはどういう世界か!

答え:新潟市の高層ビルの下半身8階分相当は地平線の下!見えない!

  すなわち新潟市の8階建てクラスのビルは見えないかも(途中に三条や白根の建物や木立の高さもあるし)

 

 

(上記写真はWikipedia NEXT21 (新潟市) より)

屋上がヨットの帆みたいで特徴的なNEXT21ビルと、並んでいるグランドメゾン西堀通タワーをコンビで見ると遠くからでも解りやすい。NEXT21ビルの存在感は60km以上離れるとさらに凄いのです^^

 

上記は越路原から撮影したもの、二つのビルの下層、下半身は写っていません。(2年くらい前に撮れた写真)

低いビル群(8階建て10階建てクラス)もほぼ写っていません。

計算は合っているように思います。

長岡市越路の越路原の緩やかな登りから特別な景観が見えるのです^^

 

最後は伊勢正三の「地平線の見える街」
長岡市越路って結構特異な場所だったりします。