司馬遼太郎著書ベスト20調査(人気歴史小説)

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司馬遼太郎は国民作家と言われた作家で傑作歴史小説を数多く執筆されました。

今の若い方々で司馬さんに興味をもたれた方用に、ネット上の評判でベスト20(余りにも本が多いのでベスト10ではなく20です)小説だけでまとめてランキングました。

おすすめ・紹介はベスト10までです。

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司馬さんは1996年に亡くなられました。

丁度インターネットが民間に普及しだしたころです。

司馬さんはこのような情報化時代が来ることを知っていたかどうか。

個人的には初めてホームページを開設した年です。 当時インターネットを知っている人はごく少数でした。

こんにち、個人が書評をネット上に掲載する時代になり、 最も大手のネット書店ショップのアマゾンには多くの書評が掲載されています。

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掲載された書評は書評数と評価点で形成されています。個人的にそれらを集計しランキングしてみました。

初めて司馬遼太郎作品に触れられる皆さん、その他のファンの参考になればです。

 (長編で、何巻にもわたるものが多いので、最も人気の高い巻での集計・比較です・ほとんどが第1巻が最高人気ですが(全体の書評を書くのは1巻目にということもあるのかもです。))

1、竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫) 821
2、燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫) 738
3、坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) 727
4、新選組血風録 (角川文庫) 348
5、世に棲む日日〈1〉 (文春文庫) 327
6、関ヶ原〈上〉 (新潮文庫) 282
7、峠 (上巻) (新潮文庫) 221
8、功名が辻〈1〉 (文春文庫) 219
9、新史太閤記 (上巻) (新潮文庫) 216
10、花神〈上〉 (新潮文庫) 211
11、項羽と劉邦 (上) (新潮文庫) 193
12、空海の風景〈上〉 (中公文庫) 192
13、最後の将軍―徳川慶喜 (文春文庫) 189
14、梟の城 (新潮文庫) 164
15、翔ぶが如く(一) (文春文庫) 149
16、殉死 (文春文庫) 133
17、新装版 箱根の坂(上) (講談社文庫) 129
18、城塞 (上巻) (新潮文庫) 129
19、新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫) 126
20、夏草の賦 [新装版] 上 (文春文庫) 122

1、竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

人気ナンバー1ですね。

※青春小説の名作が読みやすくなって再登場。前半は、奥手だった幼年期から、剣術修行、脱藩、勝海舟との出会いと海軍塾設立までを描く

2、燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)

維新を最後(函館)まで戦った土方歳三

※浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、自身も思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。

3、坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

 NHKの特別の大河ドラマの原作にもなりました。

※四国松山出身の三人の男達―日露戦争においてコサック騎兵を破った秋山好古、日本海海戦の参謀秋山真之兄弟と文学の世界に巨大な足跡を遺した正岡子規を中心に、昂揚の時代・明治の群像を描く長篇小説

 

4、新選組血風録 (角川文庫)

新選組小説の傑作

※勤皇か佐幕か、血なまぐさい抗争に明け暮れる維新前夜の京都に、その治安維持を任務として組織された剣客集団、新選組。

 

5、世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)

 長州の吉田松陰と高杉晋作

※「人間が人間に影響をあたえるということは、人間のどういう部分によるものかを、松陰において考えてみたかった。そして後半は、影響の受け手のひとりである高杉晋作という若者について書いた」(「文庫版あとがき」より)

 

6、関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)

司馬さんの関ヶ原です。

※豊臣政権を簒奪するために家康はいかなる謀略をめぐらし、豊家安泰を守ろうとする石田三成はいかに戦ったのか?

 

7、峠 (上巻) (新潮文庫)

戊申北越戦争で小藩長岡藩が薩長を苦しめた。

※河井継之助は、いくつかの塾に学びながら、詩文、洋学など単なる知識を得るための勉学は一切せず、歴史や世界の動きなど、ものごとの原理を知ろうと努めるのであった。

 

8、功名が辻〈1〉 (文春文庫)

山内一豊、土佐藩になります。

※戦国時代、夫婦が手をとりあってついには土佐一国の大名の地位をえた山内一豊の痛快物語

9、新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)

司馬さんの秀吉

※日本人の夢とロマンを育んできた物語を、冷徹な史眼と新鮮な感覚によって今日の社会に甦らせたもっとも現代的な太閤記

10、花神〈上〉 (新潮文庫)

靖国神社参道真ん中の高い銅像が大村益次郎です。

※周防の村医から一転して討幕軍の総司令官となり、維新の渦中で非業の死をとげたわが国近代兵制の創始者大村益次郎の波瀾の生涯を描く長編。

 以上、司馬遼太郎のウエブ上のベスト10です。

面白いですので夢中になります、長編は時間が有る時に読みはじめないと大変なことになるかも^^

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