明治・昭和初期の地図の場所の痕跡をさがす旅
ポケモンとIngress(イングレス)の融合でポケモンGOとなって若者が街や野に飛び出したように
ブラタモリ視聴とスタンフォード地図(明治測量修正昭和6年修正)の融合でオッサンが街や野に飛び出す。
ブラタモンGOです^^(勝手に考えたものです。)
実際にやってみた。
新潟県長岡市越路地域の 須川(すがわ)の流れが昔は違っていた、という話は地元の人から聞いていましたがこの地図でその流れがわかりました。
現在は下の右の地図の2付近で右に折れて信濃川に直接注いでいます。
が、実は渋海川の支流だったのです。
左の地図のように流れて渋海川に合流していたのです。
その痕跡を探ろうというのが今回の「ブラタモンGO」の使命。
これはウキウキしますね.
1、須川(すがわ)、この部分は今も昔も同じ位置です。
フナやウナギもいるし、水鳥もやってくる豊かな川との事。
るろうに剣心の作者もこの付近の育ちなので遊んでいたのではないかと。(写真は神谷、和月さんは隣の浦)
2、この付近から流れが変わっているのですが
右奥の森は中沢集落、左の森は突切島、川の痕跡は全く無し、完璧な改修
この目の前の水田と二つの森の間を流れていたはずです、昔の須川。
3、突切島の集落
数軒の集落のようです、茅葺の家が有りまして、平地としては珍しいです。
洪水が多かったのではないかと思われるこの付近、特別な物語が有りそうですが・・・
4、中沢集落の神社
境内が広いです、というかグラウンド並みの空き地が付属。
5、関越自動車道が近くを走っている
ブラタモンGO、オッサンを自転車に乗せフィールドに連れ出します。
片手には古地図。(スマホでも見れますが紙も味わい深い)
「いっこうに痕跡が無いなあ、おっ、あの建物は排水設備、やっぱり水が集まる場所なんだな、むふふ」
6、川の上に高速
どうやら古須川のうえに関越道が作られたようです。
6の付近からははまさしくそんな感じ
7、高速道路の下、渋海川
川に降りられる場所を発見、降りてみます。
8、広大な砂の河原発見
おおお、これは凄い
これって、古地図に出ている堤防の中の桑畑の場所では?
間違いない!
ってえことは
9、ここだ!
広い河原の終わりが合流地点
ここですね、その昔の須川と渋海川の合流地点
ということで第1回ブラタモンGOはそこそこ満足いく結果に
今回の発見
- 越後平野の水田工事の凄さ、痕跡全く無し。
- 集落に茅葺日本家屋発見
- 須川があった場所に高速が走っていた。
- 広大な砂の河原と合流地点の発見
以上です。
もちろん、帰ってから楽しく缶チューハイが飲めたことです^^