もちろん、初心者の個人的な話なんですがクラシックの楽曲、特に交響曲の第三楽章に好きな曲が多いことに気づいて、第三楽章に興味をもちました。 初っ端で有名な出だしが多い第一楽章、名曲が多い第二楽章、締め・盛り上がる第四楽章の中で第三楽章ってただの繋ぎジャン。という人も多いと思いますがあの曲もこの名曲も実は第三楽章。 とうことで個人的なベスト曲集です(もちろん偏っています)。
1、ドボルザーク「新世界から」第3楽章
有名な出だし第1楽章、有名な家路第2楽章、迫力の第4楽章に埋もれている感もありますが、これ傑作だと思います。
2、マーラーの「大地の歌」から第3楽章
昔、サントリーウイスキーのCMに使われた曲、東洋趣味、李白です。
3、モーツァルト(Mozart)交響曲第41番 ジュピター 第3楽章
モーツァルト最後の交響曲、明るく切ない曲です。
4、ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」 第三楽章
この楽章もしっかり運命しているところがなんとも
5、ラフマニノフ 交響曲第2番 第3楽章
ズバリ官能的な。これきっとやばい部分含んでますね。
6、ベートーヴェン交響曲第6番「田園」第3、4、5楽章
美しい展開。中学校の音楽室で聞いた不思議な楽章です。
7、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲「アメリカ」から第3楽章
これも中学校の2階の音楽室から見た校庭を思い出します。印象的な旋律。
8、アルルの女第2組曲第3曲 メヌエット
給食時間の音楽、繊細でいてけっこう壮大なんですよね。
9、マーラー 交響曲第1番ニ長調 巨人 第3楽章
この交響曲は「巨人」と呼ばれていますが、この楽章が巨人ぽいのかもです。マーラーらしい不思議な楽章です。重い出だしですが次第に心軽くなってゆきます。
10、ホルスト組曲惑星より水星 組曲惑星の3番目
名組曲惑星の3番目の曲、太陽系では太陽に最も近い1番目ですが。
組曲惑星の全体イメージが出ている不思議な小曲です。
強い意気込みは第三楽章では表現せずに、日常の本音を繋ぎとして盛り込んだような人間性の楽章なような気がします。
「第三楽章がけっこ好き」でした。