田舎は小さな集落から大きな集落・村落(町クラスも)までさまざまですが、そもそもどうして出来たのでしょう。 Wikipediaおじさんに聞いてみます。
集落:人間関係の社会的、文化的統合状態に基づく地域社会の一種として社会学的にとらえた場合、「村落」にあたるものとほぼ重複する。 狩猟採集生活の移動生活から、農耕が始まり定着するようになって集落が生まれたらしい。
平成17年(2005年)現在、全国に13万9千の農業集落(全域が市街化区域にある農業集落を除く)が存在
集落は、地域住民同士が相互に扶助しあいながら生活の維持・向上を図る生活扶助機能(例:冠婚葬祭など)、農林漁業等の地域の生産活動の維持・向上を図る生産補完機能(例:草刈り、道普請など)、農林地や地域固有の資源、文化等の地域資源を維持・管理する資源管理機能を果たしている。
もう一度Wikipedia先生
村落:
地理学的概念である集落に対して、村落は、人間関係の社会的・文化的な統合状態に基づく社会学的概念である。広義では地縁集団にも含まれるが、村落は、地縁集団に比べて、人間関係の社会的、文化的な自律的統合単位でなければならず、政治的な単位として形成されている地域社会の一種として位置づけられる。
ということで、「集落」よりも「村落」 という捉え方の方が数々の問題や優れた点が明確になりそうです。
村落です。
村落と都市(畔田豊年のホームページ)
都市と村落との比較で村落を見てみます。
興味深い記述が有りましたので引用させていただきます。
村落…農業、漁業など第1次産業を中心とする集落
都市…相対的に人口が多く、人口密度が高く、第1次産業人口がひじょうに少なく、匿名性が高い集落空間
ここでの記述で、第1次産業の多少のほかに、匿名性があげられています。
村落には匿名性はありません。
がんがん干渉してきますね。
自分の時間を静かに過ごしたい。他人の干渉は我慢できない、そういう人は都市ですね。
ということで自分の存在を知ってもらいたい・認めてもらいたい人には都市より村落ですね。
村落内では誰でもどんな人でも欠かせない構成員です。
そして、誰でも集会や行事に顔を出すだけでその構成員としての役割を果たし、大きい顔が出来、必要なときは意見も言えます。
さて、とりあえず最初の集落の機能
「自分は存在を認められ、しっかりとそこに居る」存在になれる。
これが必要な人、好きな人って一定量居ると思います。
田舎移住した方が良いかもの人たちです。
(都市でもこのような地域も多いですが、都市は全員参加では無く、金持ち・地位とか格付けが有るような、気を使うような気がします。が田舎は全員参加なので公平です。)