長岡災害支援バックアップセンター:チーム中越 主宰の報告会です。
超満員、補助イスをだいぶ出したようです。
関係者の皆様の各種努力、と、同時に越後長岡の防災意識の高さを感じます。
主催者のきちんとしたまとめが出ると思いますので、ここは簡単・ダイジェスト版です。
2016年5月15日(日曜日)に長岡市民防災センターで開催です。
フェイスブックより
平成28年熊本地震では、多くの家屋が倒壊するなどの甚大な被害が発生し、今も多くの皆さんが避難生活を強いられています。
チーム中越では、平成28年熊本地震長岡災害支援バックアップセンターを開設し、募金活動や情報提供等を行うとともに、長岡市との官民連携による支援チームを組織して、現地での支援活動を継続的に行っています。
報告会では、これまでの支援活動について、派遣メンバーがそれぞれの視点から報告を行います。熊本地震の被災地の状況を踏まえ、災害に対して私たちはどのような備えをしておくべきかを自助・共助・公助の観点から考えます。第一部 熊本地震支援活動の概要報告
第二部 リレートーク「熊本地震の学びを中越に」
第三部 パネルディスカッション「市民協働による支援活動(長岡スタイル)の成果と課題」~今後の支援活動につなげる~主催;長岡災害支援バックアップセンター、チーム中越
まず森長岡市長のあいさつ
読売新聞の記事の記者の長岡市の印象から。
官民一体ユニットで熊本に行ったが長岡市長にとっては当たり前の事。
しかし、全国を見てきた記者にとっては画期的な事。
どうやら長岡市で普通になっていることが全国では「それは画期的ですね」
という事になるらしいです。
(※スムーズに官民それぞれの特長をその場で引き出すことができるユニット、まさに常在戦場ですね。)
これに加えて今日の報告会のテーマについて森市長が言及。
「熊本地震の学びを長岡に」というテーマに触れて、高い視点から「中越の経験を熊本に伝える」のでは無く、長岡市が【熊本から学ぶという立場】でいることを大いに支持されていました。
長岡からは数時に分けて官民支援を実施
まずは熊本地震の概要を説明。
次々に各分野の担当・専門家から報告
●小学生・中学生が避難所で戦力になっていた。一方で行政の担当者がよく見えなかった。
●支援するのも大変ですが、支援を受けるのも大変です。 また、長岡は普段から官民の防災の交流が有り、いざと言う時に直ぐに動ける。
●ほっと息を抜けるタバコ専用スペース等も本音を聞く重要な場所だった。
●熊本は無認可保育園もいくつか有りましたがそういうところは公の支援を受けられなかった。
●外国人の支援、以前から取り組んでいた熊本は全国からの支援と併せ順調に経過している。外国人は頼りになる。イスラムの皆さんは毎週の礼拝でお斎をするので炊き出しは実に見事である。など。
最後にパネルディスカッション
チーム中越の特長、普段から各団体間、行政も含めて付き合いがあり、顔が見える関係。
長岡では普通だが、全国ではまだ少ない模様。
今回熊本の取り組み方から学ぶことは多かった。さらに進めてゆきましょう。
それをまたお返ししてゆきましょう。
以上、みなさんの報告でした。
詳しいことは正式な報告を待ってください。