古代の日本で勾玉とかに使われていたヒスイ。
今回、日本の石、国石に認定されたそうです!!
朝日新聞の記事「ひすい、「日本の石」に選定 日本鉱物学会の記念事業」
翡翠と言えば、古代の装飾品として歴史教科書に出てきていました。
これです、アマゾンで販売されている翡翠、勾玉
で、この種類の翡翠は日本では新潟県の糸魚川でしか採れないようなのです。
糸魚川には糸魚川静岡構造線が通っていて、翡翠はその中で生まれたようです。
- 翡翠、勾玉について
- ほぼ翡翠を供給してきた産地糸魚川
- 翡翠の歴史と翡翠探し
翡翠、勾玉について
勾玉(まがたま、曲玉とも表記)は、先史・古代の日本における装身具の一つである。祭祀にも用いられたと言われるが、詳細は分からない。語の初出は『記紀』で、『古事記』には「曲玉」、『日本書紀』には「勾玉」の表記が見られる。語源は「曲っている玉」から来ているという説が有力である。
ほぼ翡翠を供給してきた産地糸魚川
糸魚川産ヒスイは、世界最古の加工歴史があります。現在、天然記念物に指定され採掘は出来ません。
資源が限定されており、枯渇のなか、旧来からの原石を活用して加工している為、とりわけ貴重とされています。
翡翠の歴史と翡翠探し
このページは歴史と翡翠についての考察、興味深いです。
実は、糸魚川市にある長者ケ原遺跡は、約5000年前(縄文時代中期)、世界最古の翡翠(ひすい)工場だったと言われています。ところが、弥生時代以降、なぜかヒスイは・・・
是非一読を。
とにかく歴史とロマンの石なのです。
もうひとつ、ヒスイ海岸のお話
新潟県糸魚川市のヒスイ海岸 (翡翠の川の海) と 少し離れた 富山県朝日町のヒスイ海岸 です。
拾いに行きましょう^^
日本の石を
最後に、日本鉱物学会へリンク(翡翠を国石として認定したところです。)
会長挨拶より引用
今日,鉱物科学は,地球・惑星を構成する物質を扱うほか,材料科学,環境科学,生命科学等にも欠くことのできない研究成果・情報を提供しています。最近は,災害科学,考古学や法地質学などの分野とも連携し,学際的学問領域の発展にも大きく寄与しています 。
今回の国石認定もうなづける幅の広い学会のようです。
—以下、関連本やグッズ—
★ 翡翠
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