1831年イギリスはヨークシャーで牧師の長女として生まれたイザベラ・バード
1878年、維新後まだ日の浅い明治11年に日本旅行を決行します。
主に北国を廻るのですが、まだまだ江戸時代と大して変わらない状況の田舎を廻り、ひどい目にあったと本音で書きまくるのですが、越後に入り阿賀野川や新潟市に来た時に辛口のイザベラさんが絶賛しています。
そのサイトを紹介し、今後の地方創生のヒントにしていただければ
1、最初はここのサイト
【まとめ】イザベラ・バードの見た明治日本(新潟〜秋田)(歴ログ -世界史専門ブログ-)
このブログは非常に丁寧に書かれた歴史関係のブログです。
サブタイトルに「世界史専門ブログ。おもしろい歴史のネタをまとめています。」とあります。
このイザベラ・バードの日本旅行記も世界史から見てた日本という訳です。
長い物語なのでいくつか分割してあり1回目で東京から会津、で、2回目が会津から新潟を経て山形を経由して秋田までです。
このなかで、イザベラは新潟市を絶賛しています。上記ブログをお読みください。
少し引用します。
…しかし新潟は美しい繁華な町である。人口は5万で、富裕な越後地方の首都である。…
…旧市街は、私が今まで見た町の中で最も整然として清潔であり、最も居心地の良さそうな町である。…
ということです。
もっと興味深いことも書かれていますので上記ブログをどうぞ。
また、写真引用元として新潟市のサイトが有りますが、そこも興味深いものがありますのでどうぞ。
2、続きまして阿賀野川の旅についての記述
これは「阿賀野川え〜とこだ!流域通信」サイトで大特集されたものです。
全11ページに及ぶ大作です。
最初のページはここ
特集!阿賀野川ものがたり第1弾「イザベラ・バードの阿賀流域行路を辿る」その①イザベラ・バードの生涯と日本奥地紀行について〔前編〕
イザベラ・バードの紹介になっています。
このあとの7番目の記事に阿賀野川下りの美しさを書いてあります。
特集!阿賀野川ものがたり第1弾「イザベラ・バードの阿賀流域行路を辿る」その④ライン川より美しい阿賀野川の船旅から新潟へ〔前編〕
引用させてもらいます。
…川を静かに下っていくのは賛沢な喜びだったし、空気はおいしかった。また、津川川[「阿賀野川」の誤記]が美しいとはまったく聞いていなかったので、うれしい驚きが湧き起こってきた…
…まるで裸地なき[緑豊かな]キレーン[※スコットランド離島にある山]、廃嘘なきライン川であり、美しさの点ではいずれにも勝っていた。…
朗読動画もありました。
イザベラ・バードの日本紀行 阿賀町津川~ 投稿者 dm_5148bc425b707
当時の日本人の価値観では美しさを感じない航路だったのでしょうか。
外国人、まさによそ者がそれに気づいた訳です。
さらに最初のサイトの「新潟市の美しさ」などは貴重な「証言」なわけで、まちづくりに大いに役立ちそうですがいかがでしょう。
—以下、関連本やグッズ—
★ イザベラ・バード
★ 日本旅行記