長岡大学が10年目にして遂に一つの成果を出しました。
「学生による地域活性化」が実現したのです。
長岡大学は新潟県長岡市にある私立大学。
前身の斎藤女学館は1905年に設立され、1971年短期大学を設立、その後て2001年に4年制大学となります。
大都市以外の地方に有る普通の私立大学です。が、企業はもちろん社会で役に立つコミュニケーション力やプレゼンティーション力を10年かけてアップし、誰の目にもあきらかな成果を上げました。その取り組みが「学生による地域活性化プログラム」です。
このプログラムは「文部科学省「地(知)の拠点整備事業」=大学COC(center of community)事業」に採択され以前からの取組みを一層充実されたものです。(長岡大学のCOCのページ)
では、「学生による地域活性化プログラム」を今年2016年の各ゼミの取組みで見てみます。
引用します
取組目的
- 学生グループによる長岡地域の課題の実地調査研究、解決方策の提案
- 学生の社会人基礎力向上と地域貢献をめざす
このプログラムは、学生が地域の課題を対象に調査研究を行い、学生の社会人基礎力、企画・提案力の開発と地域活性化への貢献を実現することを目指すプログラムです。
学生の職業人としての基礎的能力を鍛えるだけでなく、学生の調査研究の結果や地域貢献活動に対して地元の方々から高い評価をいただく長岡大学の教育の特徴を象徴するプログラムです。
「社会人基礎力向上」により「課題の実地調査研究、解決方策の提案」が可能になり、「地域貢献」に実際に結び付いた。
とも言えます。
今年は以下の取組み(一覧詳細解説ページ)
1.グラスルーツグローバリゼーション-草の根・地域からの地球一体化・人類一体化推進-
2.企業ホームページの改善による効果の確認
3.「まちの駅」をフィールドとした活動等による地域活性化への貢献
4.地域の文化と伝統をつなぐ~高橋九郎生誕165周年を記念する活動~
5.長岡周辺地域の温泉資源の現状分析と情報発信
6.十分杯で長岡を盛り上げよう!
7.酒粕で長岡を盛り上げよう!
8.未来の農業革新Ⅲ~地産地消を通じた循環型社会への貢献~
取組みのもよう
■展示会・シンポジウム開催(地域の文化と伝統をつなぐ~高橋九郎生誕165周年を記念する活動~)
写真上:山荘内での展示 写真下:めったに入れない客間からの庭の眺めは息をのむほど
■発表会のもよう(十分杯で長岡を盛り上げよう!)
写真下:お揃いの法被でプレゼン
とにかく非常に好評でした。
八つのゼミが発表をしたわけですがどれもが大変好評でした。
「このままの企画でさらに動いてほしい」
という地域の声が方々であがったのです。
また、それぞれのゼミには地域のアドバイザーがついているのですが
大学の先生方との最終的な反省会において、
「最初の立ち上げの年と比べたら、実際に活用できる人材と企画が揃うまでに成長した。素晴らしい。」
「学生だけでなく、先生方の成長、地域の方がたの成長もあり、まさに今【地域活性化】が成されている。」
という声が方々から上がりました。
では、具体的にはどのような成果なのか、別ページで取り組みを紹介できたらと思います。
少々お待ちを