「NGT48のおぎゆか」のストーリーと「残酷すぎる成功法則のWOOP」は同じなんじゃないか?NGT48のおぎゆかは実例なんじゃないかと言う話です。
NGT48おぎゆか
AKBグループのNGT48(新潟市に劇場)の最初のメンバーであった荻野由佳さんは、AKBに応募するも何回も落選します、そこで方向転換、ドラフト会議に挑みAKB史上最も小さな政令市に生まれる新しいAKBグループの最初のメンバーになった。
その後彼女はAKB総選挙の速報で1位となり話題をさらい、最終的にも5位となり誰もが憧れる選抜メンバーに入り、しかも神7と言われる中にも入った。
その総選挙の放送中の受賞のスピーチの中で「努力は報われますか?」と語りかけて多くの感動を誘った。
そしてNGT48のセカンドシングル「世界はどこまで青空なのか?」のセンターとなる。
WOOP
2017年10月に発売になった「残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する」と言う書籍は今までの作者の経験や想いだけでまとめられた「成功法則」はエビデンス(証拠)を持っているものが少なかったことを改善。
つまりこの書籍はエビデンス(証拠)付の「成功法則」だけを集めたものです。
その中で多くの人の考え方を改めさせたのは
「成功したイメージを強く思えば夢はかなう」というもの、
これは実は逆で人間の脳は現実と夢やイメージの区別が苦手なのです。
成功を思い浮かべると脳は成功した気分になって実現がかえって遠のいてしまうらしいのです。
脳はすっかり達成したと思い込んでしうのです。
言われてみれば心当たりのある人は多いのではないでしょうか。
作者はこういう場合に、本当の努力をするための方法を書いています。
これが実に荻野さんのサクセスストーリーに合っていました。
荻野さんは成功すべくして成功したのでした。
それがWOOPです。
WOOPは願い(Wish)、成果(Outcome)、障害(Obstacle)、計画(Plan) の頭文字です。
これを行うことにより
「それを実現する意欲」と
「それが残念ながら不可能であること」の
二つを気づかせてくれるそうです。
あてはめてみます。
WOOPと荻野さんの行動
荻野由佳さんに当てはめてみると
願いや夢を描く(AKBに入ってアイドルになりたい)
↓↓
具体的にする(みんなを幸せにするアイドル活動がしたい)
↓↓
具体的な障害を考える(ダンスが上手くない・応募の方法がわからない)
↓↓
障害を解消する方法を考える(ダンス教室へ行く・AKB応募の方法を調べる)
普通ですよね。
夢を思い描くだけと決定的に違うのは「実現に対する障害」をこの時点で考えること。
答え・解決方法は比較的簡単に出てきます。それを実行するだけ。(本当に実行する、これが難しい訳ですが具体的な夢を描いてあれば何とかなると思います。)
この手法を回して「何回挑んでもAKBに入れない」という障害が出てきます。
この解決が「AKBではなくAKBグループにも挑む、だからドラフトに出る、どこへでも行く」だったのだと思います。
WOOPを回す
こういうものを回して、次々に一つずつ解決してNGT48に選ばれ未知の可能性の新潟市に転居。「みんなを幸せにするアイドル活動」に取り組みます。
おそらくここでもWOOPを回したのでしょう。
総選挙速報でなんと1位に躍り出ます。
このサクセス、アイドルと言う華やかな世界の厳しさ、覚悟などを歌にしたのがセカンドシングル「世界はどこまで青空なのか?」
これが短編映画のようになっています。WOOPが映っています。
読書好きの方も音楽・アイドル好きの方もいつもと違う世界への接点です。