信濃川河畔の遺跡発見の一部始終

このエントリーをはてなブックマークに追加

この景色をいきなり信濃川の河畔で見つけたら・・・

s01

見つけてしまいました。

ジャングルに発見したボロブドール遺跡かと見まがうような。

 

スポンサードリンク

 

 

知っている人は大勢いたと思います。

信濃川の岸辺、釣り師たちの形跡が方々に見えます。

 

しかしこれは物凄い「歴史の中の夢」が表出した場所だったのです。

これは地域の遺産です。というより日本という国造りの遺産です。

では、それと知るまでの衝撃体験を・・・

 

遺跡発見物語

運動しなくてはならない。

自転車で信濃川堤防まで行って川原を歩こう。

今日は思い切って自転車とウオーキングのダブル攻撃だ。

すっかり自分の手足に調教したMTBの一番重いギアで信濃川堤防までたどり着く。

川の近くまで行ける場所は解っている。

 堤防を降りて川の近くまで行く

増水している。

信濃川の上流は魚沼、名だたる豪雪地と、そして日本の屋根北アルプスだ。そのほか志賀高原や八ヶ岳がおまけという、とんでもない上流をもっている。

とにかくとんでもない量の残雪を抱えている。

快晴の新潟県の信濃川がグングン増水している。

日本中央を覆う高気圧が河川の水量を押し上げる。

 

川には怖くて近づけない。

この付近を歩こうと、上流に向かったら

石というかコンクリートの護岸施設を発見

s02

四角い、これは桟橋の跡?

そういえば対岸はここ釜ヶ島と同じ、旧石津村の仲島だ。

ここから船が出ていた?

素人なりに思いを巡らします。

で、もう少し上流に歩くと。

こうやって歩けるのは春だからです。

春は草木が少なくどこまでも歩けます。

こんなシダの群生地も有ったり。

s03

スカンボ(イタドリ)もあったり

s04

見通しのいい河川敷。

そこにこれが出てきたのです。

衝撃

s01

さらに進むとこんな風景も

s05

これはいったい何なのか。

古代遺跡?

よく見れば全てコンクリート。

近代のものである。

s07

場所からして護岸工事のコンクリート柱?

この並びは海岸の護岸工事の雰囲気にも似ている。

工事の跡地なのね。

と思って更に歩くと

 

テトラポットが出てきた。

s08

 

大水量の信濃川から岸を守るテトラポット。

テトラポットって日本海でしか見た事無かった。

海に匹敵、さすが信濃川。

実はこの杭とテトラポットの並びがこの地域の、この国の歴史に大いにかかわっていたのである。

解明編につづく

 

スポンサードリンク

 

 

Print Friendly, PDF & Email

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA