雪に対応する事が
完全な防災組織・防災の心構えを作ってくれます。
さらに他人事では無くそれぞれが当事者であることも解らせてくれます。
町内総出で消雪パイプの掃除・調整をしたり
各家庭で雪囲いをしたり
そして今回は行政の管理道路と町内会の管理道路の狭間の危険地帯の手当てです。
この冬の準備の経過
消雪パイプの清掃・調整
冬囲い
そして、雪が降ったのでいよいよ危険地帯にほホースを延ばします。
交差点ですが冬になるとこうなります。
向こう側の道路は行政の監理する道路。
消雪パイプと時には除雪機が出動して幹線道路の交通を確保します。
で、そこに接続する町内の道路がありま、そこにも消雪パイプがあり、雪は消えます。
しかし、その二つの道路が接続するところは消雪パイプも無く、除雪車が通っても雪で塞がっている道路を除雪しないので通行不可になります。
それを防ぐために消雪パイプの管を道路上に出してもらいそこにバルブをつけ、ゴムホースを延ばし消雪します。
下の写真:派手なコーンでカバーしていますがここ最近車にぶつけられたようで丸いハンドルが欠けていました(T_T)
青いホースを接続します。
下の写真:コーンを再びかぶせたところ、今度はポールも立てて注意を即します。
下の写真:こんな感じで側溝の向こうにも水が飛ばせるようにします。
ホースが風で飛ばないように、車に絡まないように、固定します。
以上で、全く雪を消すことが出来なかった交差点も消すことが出来るようになりました。
上記写真のように実は歩道が接続していまして、駅への通りでもあり、小・中学校への道でもあり、毎日の通勤通学歩行者の数はかなりあります。
最初の写真を再度表示します。
ゴムホース消雪でも対応しきれない大雪が多々あります。
以下のような場所を小学生から大人まで歩き、車も通るのです。かなり危険な状態ですよね。
上記は実は除雪前、ここはスコップなど人力で除雪します。
ここまで、ほとんど住民の力でやっています。
雪・もしくは大雪という災害(住民は災害とは感じていませんが)に対し、毎年常に準備し変化に対応し、行政のできない事を、住民が対応しています。
住民だけが当事者なのですから自らやらなくてはですね。※行政担当者に何かをもとめてもだめです^^。
更に、お年寄りだけの家の玄関廻りとか手の空いたご近所が勝手に助けたりします。黙ってやっています。
ということで、新潟県は全国でも最高の防災力県の一つだと思います。