長岡市越路の巴ヶ丘もみじ園はキレイな上、日英同盟の国民交流の物語まであります。

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新潟県長岡市の越路地域、旧越路町にある巴ヶ丘もみじ園は年々観光客が増えて賑やかですが、このもみじ園の紹介にはもれた物語がけっこうあるようです。(全部書いたら解らなくなりますし)

長岡市の紹介文

引用:

 もみじ園は、明治29年頃神谷の大地主、高橋家の別荘の庭園としてつくられたものです。

 約4千平方メートルの敷地内には、樹齢150~200年のもみじや山桜、カエデ類、ツツジなど多くの植物が植えられています。最も多く植えられているイロハカエデは、北から九州地方の太平洋側に野生するモミジの一種で、高橋家が事業の活動の場であった京都から優れた品種を移植したものと思われます。

 平成元年に旧越路町が寄贈を受けました。紅葉の時期には夜間のライトアップも行なっており、幻想的なもみじの様子を見ることができます。”

 引用以上

ポイントは

  • 別荘だった:神谷の大地主、高橋家の別荘の庭園
  • 多くの植物:もみじや山桜、カエデ類、ツツジなど多くの植物
  • 京都から:最も多く植えられているイロハカエデは京都から優れた品種を移植したもの
  • 寄贈された:平成元年に旧越路町が寄贈を受けました。紅葉の時期には夜間のライトアップも

です。

上記の一般的な紹介のほかに大事な逸話・物語が有ります。じつは、これがこの園の本当の魅力ではないかと・・・ 

  1. ウエッブ夫妻(英国:社会政策の世界調査旅行)が宿泊
  2. 新潟県で初めてソメイヨシノが植えられた庭が別にあった。
  3. 客室や庭の橋から神谷集落を遠く望むことができる設計。
  4. 信濃川洪水時には避難場所になる

 興味深い話ですが、もみじ園の紹介の後でまた。

 

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まずは、美しいもみじ園を見てみましょう

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 詳しくはtogetterをどうぞ

 

次はそのほかの逸話・物語を・・・

 

1、ウエッブ夫妻(英国:社会政策の世界調査旅行)が宿泊

 ウェッブ夫妻の長岡調査と高橋九郎の神谷信用組合  ―日本のロッチデールパイオニアーズ,農協の源流―

(長岡工業高等専門学校)○佐藤公俊
という研究が有ります。

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以下引用
シドニー(1859-1947)とビアトリス(1858-1943)のウェッブ夫妻は,世界調査旅行の途次,社会政策の調査のため来日し,長岡地域でも調査を行った.

夫妻は現在のロンドン大学政治経済学院(London School of Economics andPolitical Science)を創設した社会調査・研究家でもあった.

高橋氏は,ウェッブ夫妻を迎えるに当たり,当時の高橋家の巴ケ岡別邸,いまの越路町の紅葉ヶ丘の高九別荘において高橋家の温情的かつ親愛的な地主経営を詳細に説明し,夫妻を歓待し,宿泊でもてなした。

その他佐藤公俊氏の調査で明らかになった事

  • 高橋家の巴ケ岡別邸,高九別荘と記述されている。・・・このことから「もみじ園」は「巴ヶ岡もみじ園」もしくは「高九もみじ園」かそれに準じた名称を付けるべきかと。そうしないと全国をカバーするネット上ではほかのもみじ園と区別できない。
  • 日英同盟時の交流でもあった。・・・日英同盟はただ単に軍事的なものではなく、また英国にとっても大事なパートナーの認識だった模様。
  • 神谷信用組合は明治30年代初頭の水害から立ち直るためのものだった。・・・平成の災害から立ち直ろうとしてきた現代と比べてみたい話です。

http://www.nagaoka-ct.ac.jp/h22kenkyu_s/document/ronbun/No.37.pdf

 

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2、新潟県で初めてソメイヨシノが植えられた庭が別にあった。

 これは複数の人から聞いた事。

1つは新潟県最初のソメイヨシノがあったらしい。

もう1つはもみじ園の脇に桜がいっぱい咲いている庭が有った。

新潟県の花チューリップも最初に咲いた地は高橋家の神谷らしく

かなり信頼性が高いが今後も調査します。

 下は、長岡大学学生のチューリップが最初に咲いた地の活動

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 長岡市神谷地区で、髙橋ゼミの学生が植えたチューリップが満開!!

 

3、客室や庭の端から神谷集落を遠く望むことができる設計

 平地から一気に立ち上がる岡の上なので見晴らしが良いです。

写真のあたりから信濃川河畔の神谷集落が見えます。

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4、信濃川洪水時には避難場所になる

 これも調査が必要な事ですが、神谷信用組合の設立が洪水からの復興の為とのことから、ここも別荘のほかに避難所の機能ももっていたのかもしれません。

近年の災害の後に出来る公共施設はほとんどが防災機能を持っています。

文献があるかどうか興味大です。

 

 

とにかく興味深い園です

ぜひゆっくりと園の内外をごらんください。

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