日本の奇祭、賽の神(さいのかみ)、雪上の藁の搭のメイキング

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小正月の行事、

広くはどんと焼きや左義長(さぎちょう)とも呼ばれているようですが新潟県の多くは「さいの神」(さいという字は色々な漢字が使われているようですがその為ひらがな表記にしておきます。)と呼ばれています。

Wikipedia先生によると[左義長] : 1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を3、4本組んで立て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。その火で焼いた餅(三色団子の場合もある)を食べる、また、注連飾りなどの灰を持ち帰り自宅の周囲にまくとその年の病を除くと言われている。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われている。道祖神の祭りとされる地域が多い。

新潟県は雪国なので雪の上に藁の搭を建てて火を点け燃やし、無病息災を願う行事です。

やらないところから見れば奇祭かもです。

そこで、どのようにやるのか段取りを紹介します。

ただし、地域によって賽の神の心棒・藁の付け方等は様々です。

 

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ここでは

雑木を心棒に使う地域の賽の神のメイキングから行事までの紹介です

 

1、朝、集落の中央に男たちが集まります。

 

2、ここで、山に御神木を切に行く係りと建てる場所の整地(整雪ですが)と藁集めをする係りが決められます。

3-1、山に御神木を切に行く係りは軽トラに乗り込み出発(どの山に行くかはリーダーが決めます)

3-2、整地と藁係は、会場をカンジキや長靴で踏み固めます。

4-1、御神木隊は軽トラから降りて雪山に入ってゆきます、そしてチェーンソーで切り、ロープをかけて道路まで遥々引いてゆきます。

4-2、整地と藁係は藁倉庫から軽トラで稲藁を運んできます、昔は各農家に藁が有りましたが、今は専業農家にしか藁がりませんので作業は楽になりました。

5、軽自動車に曳かれて御神木が届きました。男女2対分、2本あります。写真を見ると既に藁は準備されているようです。

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6、御神木に藁をつけてゆきます。

この時に藁で作る胴体の中に竹を入れたり(火が回ると大きな音をだし割れる)正月の松飾(小正月でお役御免)や書初めを入れます(字がうまくなるという言い伝え)

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7、縄で縛り、それを雪の上に立てて賽の神の完成です。

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8、一通り準備が終わると、携わった人たちは暖かいトン汁やお酒で清めます。

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9、明るいうちに火をつけるところが多いですが、ここでは火がキレイに見える夕方暗くなってから火をつけます。

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10、この時に餅やスルメを焼いて食べます。これで風邪は引かなくなるそうです。

 

 

以上で賽の神の行事が終わりです。

昨年の写真主体ですがこれから今年の写真を取りに行きます。

 

行ってきました。

今年2015年のもようです

 

追記:201711

昔からの行事もものによっては形だけ残って中身の信仰等が弱くなってきています。

そろそろ地域の誰も解らなくなっている行事もあります。

そういう事情でしょうか1年間の行事の本が書かれています。

 

 

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