核爆発が地上40~400キロ・メートルの高さで起きると電磁パルス攻撃となり、電子機器や送電線などを破壊するという。それにより米国中央部の上空で爆発した場合、米国人は1年後までに90%死亡という予測もある。
★高度上空の核爆発で起きる「電気がない世界」の恐怖(yomiuri.co.jp)
なんということでしょう、放射能汚染無しで敵国を破壊することができるのだ、いわゆるクリーンな核攻撃とも言えそうです。
で、あの田舎だらけの米国でも90%死亡、電気が無くなっても生きられる人は10%しかいない。
さしずめ日本は山の中等の限界集落しか生き延びられないかもしれない。
よくて、中山間地域だ。
中山間地域でも養える人数には限りがある。土地の広さが収容人数に直結してくる。
人の世は不思議で、この流れを見ると人類が生き残れる環境を過疎という形で作ってきたようにも見える。
山は便利
戦国時代の山城なんてあんな不便な山奥に城を作ってなどと揶揄されるものだが、実は森林資源(燃料・建築・家具・道具)という最も大事なものを守る意味で極めて合理的なものだったのである。
そのほか山には快適な乾いた街道が通り(平地は湿地帯)、湧水で清涼な飲み水にも恵まれ食料も山菜から獣まで揃っていた。米作りも棚田が水管理に便利だった。
現代の人口集中地も交通・エネルギー・水・食糧に満ちた場所だが、山間地も実は昔は交通・エネルギー・水・食糧に満ちた場所だったのだ。人はずっとそういう地域に移住してきた。
現代は世界中で都市部に人口が集中、田舎は過疎地。
人類が発達し電気化され平地の都市部に人口集中して、田舎はどんどん不便になってきた。世界中で。
でも電磁パルス攻撃があると、その田舎だけが生き残るのだ。
で、怖いことにこれは太陽からの太陽嵐でも同様な事が起きるらしくアメリカは対応計画を考え始めているようです。
参考:★発令された「太陽からの攻撃への準備をせよ」とのアメリカ大統領令 : 太陽活動の弱い中でのこの事案に見る今の時代
太陽の事はいつ起きるかなんて解らないわけで、ある日突然電気の無い世界になるかもしれない。
都会・都市部では、食料も無くなり冷暖房も無し、水も無しとなってしまう訳です。
もちろん田舎も電気がストップし電子機器も破壊されるが、無くても構わないのだ。
過疎集落は日本が生き残る為、人類が生き残るための大事な場所なのです。
都市部から受け入れられる人数も多くはない訳で、都市の方は普段から関係を作っておくより手立てはないでしょう。