ヤングマガジン連載の宮下英樹作のマンガです。
人間味あふれるストーリー、戦の描写も通説のほかに現地取材するなど別の見方も取り上げ、多角的にその戦を再現。
とにかく登場人物の描き方が敵も味方も素晴らしい。人間の性も良く描かれている、解っちゃいるけどやめられない心理とか。
最初のシリーズは小谷城陥落まで。
例によって有名書籍販売サイトの書評などを機械的に集計して順位づけます。
1、センゴク(1) (ヤングマガジンコミックス) 100.8ポイント
表紙は仙石権兵衛
落城寸前の稲葉山城から物語は始まる。
※最初の巻に得点や書評は集まります。この巻の書評は仙石シリーズの評価でもあります。
2、センゴク(12) (ヤングマガジンコミックス) 25ポイント
表紙は朝倉景鏡
織田軍3万vs.浅井朝倉軍2万5000。史上最大の“後詰め”大追撃作戦開始―!!
※名門で強国の朝倉家の僅かな緩みを突いて信長は一気に遠く本拠地まで攻め込みます。マンガでこんなドラマが読めようとは・・・。
3、センゴク(9) (ヤングマガジンコミックス) 20ポイント
表紙は武田の馬場信春
織田対武田の戦い、“三方ヶ原(みかたがはら)の合戦”が刻一刻と迫る!
※三方ヶ原に至るまでの織田・徳川と武田家臣団の駆け引き。
3、センゴク(15) (ヤングマガジンコミックス) 20ポイント
表紙はお市の方
藤堂高虎、可児才蔵ら秀吉隊の精鋭たちと、脱出者が相次ぐ小谷城に最後まで残った玉砕覚悟の決死の兵とが自らの誇りをかけて激突する。
※小谷城の攻防のリアルな世界の描写は漫画の域を超えた傑作です。
5、センゴク(10) (ヤングマガジンコミックス) 19.2ポイント
表紙は可児才蔵
相対するは山県三郎兵衛昌景、馬場美濃守信春、高坂弾正昌信など綺羅(きら)星の如き武田最強軍団
※三方ヶ原の合戦の驚きの全貌
番外:編集推薦、センゴク(5) (ヤングマガジンコミックス) 14.1ポイント6位
表紙は徳川家康
姉川の合戦編クライマックス!! 最強の敵・山崎とセンゴクの対決を迎える!!
※姉川の合戦の真相を基に仙石の手柄と親友の喪失を描く傑作の1巻
戦国武将は後の歴史など知っていません。
その時々に生きた武将がリアルに描かれています。
おすすめ。