社会にはどのくらいの障害者・病人が居るのか。100人のうち22人、ほぼ5人に1人です。

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一般社会は様々に障害や病気を持っている方が大勢います。

かくいう私もかなり以前ですが脳疾患で約1カ月入院した過去があります。

今でも血圧の薬を毎朝飲んでいて、薬が切れたらやばいかなという立場でしょうか。

病院の中にいる病人と、私のように一般社会にいて普通に暮らしている病人とがいるのです。

 

今回の熊本地震でも多くの避難者が薬の持ち出しを忘れたり切れたりして困っているのではないかと思います。

それ以外の病気や障害でも避難所で苦労しているが大勢いるのではないかと思います。

byoki

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1、多くの方は一見障害者や病人には見えない

様々な障碍者や病人がいますが、一見してそうとわかるのは少ないです。

目の不自由な方で白い杖を持っていられるとそれと分かりますが、そうでなくただ椅子に座られているとよくわかりません。

聴覚障碍者も全く普通に見えます。手話でもしない限り障碍者であることはわかりません。

地震でいえば避難所で放送があっても聞こえません。

ですので、最初から情報伝達手段を何重にもする必要があります。

 

 

2、社会の中にどのくらいいられるのか

簡単に調べました。

日本の人口を 1.273億人(2013年)で計算しました。

下の票の調査年はまちまち2005年くらいから2015年くらいまで。

ですので、正確ではありません。

 

ここでは私たちが暮らす社会にはどのような障碍者がどのくらいいるのかだいたいの割合が解れば良いと思いますので細かいところは追及しません。

(大雑把すぎるかも知りませんが)

 

人数(万人) 100人当たり人数
身体障碍 366 2.8
精神障害(外来) 288 2.3
聴覚障害者 600 4.7
視覚障害 164 1.3
糖尿病 710 5.6
透析 32 0.3
認知症 462 3.6
脳疾患 118 0.9
心疾患 81 0.6
ガン通院 17.8 0.14
合計 22.24

 

重複されている人も居られると思いますが、

100人のうち22人が障害か病気を持っている

約5人に1人ですね。

外出することは健常者よりも少ないことが想像できますが

電車に座っているとき、向かいの5人に1人は何らかの障害か病気を持っているのです。

 

3、この社会の構成が分かれば

こういう数字が分かっていれば

街や駅や建物内で「動きがのろくて迷惑だな」とか考えないで

ひょっとすると障害や病気を持たれているのかな?

と考え直すことができるかもしれません。

 

実際にはさらにご老人や妊婦・赤ちゃんのように守らなくてはないらない人が居ます。

誰でもいつ障碍者や病人になるかもしれませんし、必ず老人になります。

ほとんどの弱者は自分自身の過去か未来なのですきっと。

 

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