新潟県長岡市塚野山の長谷川邸再建300年祭が開催され
地元出身和月伸宏のイラストの贈呈式・館内のイラスト展示や、時代行列+地元のお祭りが再現されました。
そのレポートです。
長岡市による紹介ページ
宝永3年（1706年）の大火で類焼し、享保元年（1716年）に再建されたと伝えられている「長谷川邸」は今年で再建から300年を迎えます。
二度の震災を乗り越え300年の歴史を誇る、越後最古の民家「重要文化財長谷川邸」の勇壮な姿をご一見ください。
以下写真とコメント
1、長谷川邸の門
：すでにイベントは始まっていて中には大勢いるようです。
2、なんと和月伸宏さんご本人が！
で、事前の案内には贈呈式があるとは書いてありましたが、本人和月伸宏さんが来られて直接手渡されるとは書いてありませんでした。
ただただ、びっくり！
3、撮影ok！
しかも：写真コーナーがありまして写真を撮っても良いとか！上記のようにカメラ撮影がいっぱい^^
長岡市のフェイスブックに掲載されていました 遠景のものでトーク中。
背が高くてかっこいいですね。
この日は奥さん（小説家黒碕薫さん）もご一緒にご出席されていたようで、一段と文化的な日になりました。
4、日本酒で乾杯
で、次は鏡開きと日本酒の振舞い酒。
地元旧越路町はヨネックス（ラケットほか）、朝日酒造（久保田など）、岩塚製菓など今や長岡市を代表する企業があります。
しかも、この塚野山は日本３大杜氏の越後杜氏のなかでも屈指の杜氏の里です。で、もちろんお酒は日本酒、朝日酒造の樽酒という豪華さ^^（そうでした長岡市には日本酒で乾杯条例なるものも有りました。）
5、和紙にイラスト
で、以下のイラストが今回贈呈されたもの。
すぐ隣の小国地域（旧小国町）の小国和紙に描かれたものです。
何百年ももちますね。
6、即席サイン会！
贈呈式の後即席サイン会。地元の人も和月さん本人が来るとは知らず色紙もサインペンも持ってこなくてたいへん！
が、なんと首都圏方面からもファンが大勢来られていまして行列をなしてサインをもらっていました。
あまり人前に出られなかった先生だけに、かなり貴重なものになったのではないでしょうか。
ファンは凄い！「もしや本人が出るのでは？」というだけで遠路来るんですからね！
雨が降ってきたので、長谷川邸の土間へ移動、これがまた和月さんに似合う良い雰囲気^^
7、館内にもるろ剣が！
長谷川邸館内では拡大されたイラストがポイントごとに配置されていました。
下は四乃森蒼紫。地元の人はどこの地名かわかりますよね。
（るろうに剣心の地元繋がり人名の一覧とグーグルストリートビューはこちら）
他にも有名なキャラが何点か有りました。
8、雪国の家
雪国の日本家屋の趣が感じられる良い建造物です。
雪に耐える為、柱の太さが太い、窓が少ない等特徴があります。
9、 行列
：この日のための特別、時代行列も兼ねた地元塚野山のお祭り行列。
２度の地震被害修復に力を入れられた長岡市の方に先頭を歩いてもらっています。（このイベントは地元塚野山の方が企画・開催していますのでその配慮かと思います。）
10、三波春夫
：長谷川邸から徒歩５分くらいで三波春夫顕彰碑。国民歌手と言われた三波春夫さんはこの地で生まれ育ちました。
11、グラウンド
：長谷川邸の斜め裏手に塚山中学校跡地（旧千塚中学校）が有ります。そこでお祭りの再現と蛍のイベント
12、蛍：
蛍で有名な越路地域、とりわけこの長谷川邸の裏手が群生地として毎年大きなイベントが開催されています。
でも、北国の夏至直後ですので暗くなる時刻の遅いこと。夜８時くらいからやっとホタル観賞です。
ということで、塚野山の長谷川邸再建300年祭と漫画家和月伸宏さん「るろうに剣心」のレポートでした。
この地は、北越雪譜の著作者鈴木牧之も関係していますので、和月伸宏+鈴木牧之+塚野山（越路地域）という観点からも見てみたいと思います。・・・つづく
