メガネも何も要らない奇蹟の「赤色立体地図」は一般市民にも良くわかる防災やまちづくりに使えそう。

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地図を立体的に見せて危険な場所を報せる。

防災関係ですと極めて大事なことです。

「ほら、ここは周りと比べて低いのですよ」

等高線の地図では素人は良く解りません。

山なのか谷なのか?

今までの手法としては赤と青のめがねで立体的に見せる手法が有りました。

確かに立体に見えるのですが赤青のメガネが必用、印刷された地図も赤青の二重の地図。

この地図は赤色に特徴があるそうです。顔色を僅かな血の気の違いで読む 人間の能力も利用しているとの事。

興味深いものです。

 

1、さあ、赤色立体地図について詳しいページを見てみましょう。

実はグッドデザイン賞も受賞しており、そのサイトにサンプルが有ります。

地図 [赤色立体地図] | 受賞対象一覧

rittai




 

 2、つづいて、この地図が生まれた背景を詳しく。

 

地震や噴火、大水害などの危険地帯を地図が警告する! ――「赤色立体地図」が活断層や地形の凹凸を3次元的に表現 | Mugendai(無限大)

sekisyoku

赤色立体地図はアジア航測株式会社フェロー、千葉達朗氏が発明した地図(特許の技法で作成)で地図業界の常識を超えたものであるという。見てみると、地図業界どころではない世紀の大発明ではないかと思うのですが。

 

上記サイトでほぼ全てが分かります。ぜひ一読を。

といってもこれだけでは訳わかんないですよね。

上記サイトの内用を簡単に紹介します。

 

画期的な発明をした千葉達朗氏にインタビューをして「赤色立体地図」を解き明かしています。

最初の2項目の見出しだけ引用させてもらいます。(全5項目)

  • 樹海の調査を目前にして、次第に遭難の恐怖を感じるようになった
  • 樹海潜入調査の1週間前、生命線となる「赤色立体地図」を発明!
  • その他全5項目、災害時や災害予防についても触れています。

ね、面白そうでしょ。

恐怖から大発明が生れたのでした。

上記ページにサンプル「有珠山赤色立体地図。」があります。体験してみてください。




 

 2、次に、千葉氏が在籍する「アジア航測株式会社」のサイトも見てみましょう。

 

【コア技術】赤色立体地図 (アジア航測|空間情報コンサルタント)

 このサイトでは、たった1枚の地図で立体的に見え、等高線や衛星写真と重ねても効果的であるとか特徴をあげ、さらに活用分野にも触れています。どうぞチェックを。

 

この地図は特許技術で作成され、地図は販売されています。かきをどうぞ。

赤色立体地図WEBオーダーサービス

概要を引用します。

このアジア航測独自技術「赤色立体地図」による、国土地理院の数値地図等を用いたアーカイブの「デジタルデータ製品」、ならびにお客様がお持ちのDEMデータを赤色立体地図にする「生成サービス」を提供します。

  とのことです。

サンプルも上記ページに詳しく載っています。どうぞチェックを。

 

4、無償ダウンロード

無償ダウンロードもされており、解りやすい紹介ページが有りました。

 ★2-268 日本全体の赤色立体地図を活用する 地理屋にできること

 sekishoku2

アジア航測株式会社の千葉達朗氏のブログでダウンロード可のである旨の案内と、ファイル形式は,Google Earthでみられるkml形式であることを案内しています。

有難いですね。

 

企業による特許技術ですので、是非色々稼いでいただいて、その後に日本国内から順に世界へと無償公開していただきたいところです。

この技術は多くの人命を救ってくれるものだと思います。




 

 5、togetterまとめ

 最後にtogetterにまとめられた「赤色立体地図は何が画期的なのか?」

を貼っておきます。

専門家も交えた詳しい説明です。なぜこれが発明なのかなど、どうぞ。

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