中越大震災の時にFMから流れたホルストのジュピターに被災者の耳は釘付けになりました。
家の外(避難所や自家用車内)で過ごす被災者を慰めたメロディ、ジュピター。
平原綾香が日本語で歌っていました。
「一人じゃない」 と
とても家の中に居られない、本震につづく巨大な余震の連続、その夜に中越の、長岡の人達はこの歌をリクエストして聞いたのです。
そして助け合った。
ホルストの組曲惑星のその部分はスコットランド民謡と聞いていましたがその他にも諸説あるようです。
そのへんをキチンと書かれたページが有りましたので引用させてもらいます。
<ブラボー、クラシック音楽!-曲目解説#20>ホルスト「組曲「惑星」」(Suite ‘The Planets’, Holst)
クライマックスの「木星」の出出しの部分は映画音楽などで時々模倣されて居るのを聞くことが有ります。又、「木星」の民謡調の部分はスコットランド民謡 -元々はケルト民族の音楽(※5)- を素材にしたと思われますが、この部分はイギリスの民謡を採集して居た盟友ヴォーン=ウィリアムズ(※1-1)の影響が有ったと思われます。一度ヴォーン=ウィリアムズの『海の交響曲』や『管弦楽曲「揚げひばり」』などを聴き比べてみて下さい。
という事です。
さてケルト民族とは何でしょう。
現代におけるいわゆる「ケルト人」とは、残存するケルト語派の言語が話される国であるアイルランド、スコットランド、マン島、ウェールズ、及びブルターニュの人々である
・・・ブルターニュってフランスの半島です。昔あそこはイギリスでした。イギリスとフランスはそういう関係。朝鮮半島の任那(倭の国の一部だっという説)もそれに似ていたかもですね。
とにかく、ジュピターのあの歌はケルトというだけでなくイギリス人に愛されているようです。
蛍の光もNHKの朝ドラ「マッサン」 でスコットランド人の妻が良く歌っていました。
日本語
英語(シャーロットさん)
舞台「再びこの地を踏まず -異説・野口英世物語-」で歌われた感動の曲
ダニーボーイはアイルランド民謡です。
舞台ではチョチョさんの和訳が歌われました。感動的な歌です。
英語版は以下(アンディウィリアムス)
ケルト系の歌って、なんて日本人の心に響くんでしょう。
他の国もやっぱりそうなんでしょうか?
解りませんが、日本人は好きな人が多いようです。
最後は異説です。
慰霊の花火、信濃川の堤防で打ち上げる際にかけた曲、それはジョンレノンのイマジン。
チョチョさんの和訳の歌をかけました。
ビートルズはスコットランドとアイルランドの狭間のイングランドのリバプールで誕生しました。
ジョンレノンの祖父はアイルランド出身、つまりはケルト人らしいです。
なんか深い所で迫ってくる曲が多い気がします。
イマジンもそう、癒してくれるメロディ、今回上げた他のケルト系の曲と似た世界を持っている気がします。
和訳はもちろんチョチョさん
本家というか本人 ・・・お二人、ケルト人と倭人かも
気持ちが入ってゆく、不思議なメロディライン。
ケルト人は日本人を慰めてくれますね。
追記
アイルランドの喜びのダンスと越後片貝のお祭りの踊りがどことなく似ているお話し。
シャイな民族同士って気がします。
関連リンク:ケルト人の国と音楽追加まとめ・・・NHKケルトの風が運ぶ癒やしの歌声 ~松下奈緒 アイルランド音楽紀行~ から