地域ブランドメッセージには物語が必要、柏崎・長岡・小千谷を魚沼街道から見る

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シティプロモーションの第一人者河井孝仁教授の「シティプロモーションでまちを変える」にも書かれていて、先生のソーシャルメディアでも何回も発言されている事、ブランドメッセージについて、その周りについて。

「シティプロモーションでまちを変える」に書かれている

まちの魅力をひとつもあげられない者の4分の3がまちをよくするために活動したいと思わず。

5つ以上の魅力を上げられる者の4分の3がまちをよくするために活動したいと思っている。

 

まちが魅力的になる必要がある

地域(まち)の差別的優位性を明らかにして突出させる必要がある。

 

この先具体的な手法が本の中では進められてゆきますが、ここまで(まちの魅力の発掘)を個人的にやってきました。

 

 

さらに河井先生が最近ソーシャルメディアで話されていることを私なりにとらえると

 

キャッチフレーズよりブランドメッセージ

→ それよりもボディコピー(詳しく説明するための文章?)に埋め込まれた物語

→ その物語を基礎にしたブランドブック(価値の定義や行動ガイド?)が有ると良い 

 

ということで地域の地理・歴史(地域の魅力という中では狭い分野ですが、重要かと…)から見つけた事を物語性例を挙げながらピックアップしてみたいと思います。

さて魚沼街道を廻り歩いたり図書館やネットで調べて

(国土地理院 地理院地図を利用、クリックで拡大)




 

 

8つの物語をポンと置いてみる

  1. 柏崎佐橋の庄のカラムシは日本の発祥地域?、そのカラムシ栽培に成功した物語。(関連ページ1 関連ページ2
  2. 奈良期のころに渤海国の使節が越後国から船で帰国した記録有り、当時の東日本で1番と思われる製鉄所規模・製鉄技術もカラムシも海外よりこの地にもたらされた可能性の物語受け入れた山の民の物語。(関連ページ
  3. 小千谷港が長い期間いかに豊かであったかと、それで鉄道を拒否したのではないか、絵紙にもみえる小千谷港の豊かさの物語。(関連ページ
  4. 現長岡市の三島郡と刈羽郡の境目の魚沼街道、両方で管理してきた歴史、二つの峠の茶屋も分担、塚山村と千谷沢村「千塚」の魚沼街道物語。(関連ページ1 関連ページ2
  5. 鎌倉の前、平氏打倒のもちひと様が越後小国に来ていたという伝説、軽井川製鉄とカラムシの豊かさを考えればもちひと様は本当に来ていた物語 関連ページ
  6. 最も低い峠を持つ片貝は物流の中心地かつ職人の村であった物語 関連ページ
  7. 物流と職人で栄えた片貝に足りないものは「教育」とし、越後をリードする教育地になった物語 関連ページ
  8. 高橋九郎の活躍で維新の先進地域の一つになった神谷・越路、ソメイヨシノもチューリップももみじ園も信用組合も耕地整理も信越線もやってきた物語 (関連ページ1 関連ページ2 関連ページ3

 

上記全てその分野において国内でも屈指の歴史の話しだと思います。8番目の物語は遥々イギリスから学者が調査にやってきています。

今まで散々語られてきた地域、それに興味を持てなかった人には上記のほとんど知られていないけど「本当は凄い地域」であると知ってもらう、自慢できるお話になるように思います。

 

次はブランドブック(価値の定義や行動ガイド?)になるのでしょうがこれは興味を持った人たちのものですね。

実際に上記8に関連した巴ヶ丘もみじ園では高橋九郎をようやく本格的に取り上げてブランディングが始まったようです。これは長岡大学のお二方の教授の尽力によるものです。やはりこういうブランディングには専門家の裏付けが欠かせませんね。

 

今後、河井先生の参画意欲と具体的な成果のお話

最近見かけた文章に「意欲が高まった人に参画意欲を満足させられる「ふるさと納税」というデザインがある。」ということを言われていました。

国が考えた「ふるさと納税」目的を持たせてその方向に使えればいいですね。さらにこのほかにも参画意欲を満足させられる独自の仕組みがあると強いですね。

「片貝祭り」と「るろうに剣心」は上記の8話も結び付けられます、さらに付加価値が付けられそうです。

まだほかにも文学・哲学・歌謡・製造関連も国内屈指の歴史があるわけで、特に塚野山宿に生まれたヨネックス(創立者米山家は魚沼街道の旅籠で全国の商人の様々な情報に満ちていたはずだが、そういう観点で山の中の世界企業を見たお話しは少ない)はバドミントン全英オープン(Yonex All England Open Badminton Championships)の冠スポンサーという驚愕の存在、これらをキチンと表し地域(まち)の差別的優位性を明らかにして突出させ「まちが魅力的になる」ことができそうに思いますがどうでしょうかね。

 




 

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